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【KNOCK OUT】小川翔が1dayトーナメント連続参戦「経験のある僕が有利」=無法島GP

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2020/02/09(日)UP

ワンデートーナメントへの連続参戦を果たす小川翔、周囲の声もよそに本人は涼しい顔

 2月11日(火・祝)東京・大田区総合体育館にて開催される『テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』。本大会の目玉として行われる『無法島Presents KNOCK OUT 64kg GRAND PRIX』(以下、無法島GP)に出場する小川翔(26=OISHI GYM)のインタビューが主催者より届いた。

 小川は名門OISHI GYMで腕を磨き、西日本が主戦場。REBELS-MUAYTHAIライト級、蹴拳ムエタイスーパーライト級、WBCムエタイ日本ライト級、HOOSTCUP日本スーパーライト級と次々と国内タイトルを奪取した。昨年11月には「INNOVATION認定 第6回岡山ジム主催興行」の岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメントに出場。決勝はタップロン・ハーデスワークアウトに敗れたものの、1日3試合を戦い抜き準優勝に輝いた。

50戦を超えるキャリアを持つ小川は国内四冠の実績を誇る

 その再起戦となる一戦が今回の無法島GP。ワンデートーナメントの直後に再びワンデートーナメントに出場するのは過酷すぎるという声もあるが、本人は「無法島GPに出たいと思っていました」と事も無げに語った。

 小川が常識外れのタフさを持ち続ける秘訣は、小学生のころから続ける並外れた練習量だという。「学校から帰ると腹筋・背筋・スクワットを100回ずつやって、走りに行って、それから空手道場です」と大人顔負けのトレーニングを毎日行った小川。道場においても「体重が70kgくらいある大人と普通にスパーリングをして負けなかった」という域に10歳前後で到達。「身体も強くなりましたけど、我慢強さと気持ちの強さが身についたと思います」という小川は、50戦を超えるキャリアの中で、ヒジによる出血以外KO負けを一度も喫していない。

昨年11月にはタップロン(左)に敗れた小川(右)だが、ダメージは無く参戦オファーも即決

 強靭な肉体から生み出される打撃だけでなく、小川の高い技術力を評価するファンも多い。「特別なパワーとか一発で倒す力はないですけど、いろんなテクニックを使っていくので、そこに注目して欲しいです」と”細かいテクニック”を駆使する構えの小川。トーナメント優勝を左右する要素を「やはり気持ちの勝負になる」と分析した上で「(トーナメント)経験のある僕が有利だと思います」と岡山で3試合戦い抜いた経験が武器になることを自負した。

1回戦の相手はSB日本王者・西岡(右)、小川はすでに「西岡攻略」に自信あり

 トーナメント1回戦の相手はシュートボクシング王者・西岡蓮太(20=龍生塾)。小川はすでに「西岡攻略」をイメージ。「西岡選手はガツガツ来るタイプなので、そんなに付き合わず、ただ自分もアグレッシブに行けたらという感じです」と戦いの展開を予想する。西岡戦をクリア後に残る2試合も、岡山でのトーナメント経験を踏まえ「こういう感じだろう、というのはわかっています」と心構えはできているという。

 このトーナメントを通じ「どんどん大きな舞台に出て活躍したい」という小川。将来の目標として掲げるジム経営に向けて、実績と知名度は必須要素と言えるだろう。「無法島GPには各団体のチャンピオンが揃っていますけど、僕が優勝して『名古屋にいてもできるぞ』とアピールしたい」という小川。格闘技の中心である東京へ乗り込み、”二度目の正直”となるワンデートーナメント優勝を目指す。

☆2.11 KNOCK OUT 対戦カード、イベント日程はこちら

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