【K-1】久保優太、家を出た妻・サラに「ピケオーとやらずに引退するのはカッコ悪いと言われた」
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される“K-1年間最大のビッグマッチ”『K’FESTA.3』で、 K-1ウェルター級王者・久保優太(32=K-1ジム五反田チームキングス)が三度目の防衛戦を行う。
挑戦者は、久保とのタイトルマッチを待ち望んできた、対日本人無敗のKrush同級王者ジョーダン・ピケオー(29=オランダ/Mike’s Gym)だ。
久保はK-1MAXの63kg戦線でトップファイターとして活躍し、名を上げた。2005年のデビューからのプロ生活は実に15年目。現在はウェルター級(-67.5kg)まで階級を上げ、17年にK-1王座を獲得すると、現在に至るまで防衛を続けている。
格闘技と両立して株式投資で億を稼ぐ久保は、妻・サラさんと共に様々な番組に出演するなど注目を集めていた。しかし、自身のSNSで株による多額の借金を抱えてしまったことを発表するなど、様々な騒動も巻き起こし注目されていた。
久保は19年3月、対城戸康裕との防衛戦以来の試合となる。久保は今回の挑戦者・ピケオーについて「本当に強い選手ですし、逆に僕が負けてしまったら、もう他の日本人は勝てないんじゃないかと思っています。試合当日はピケオー攻略法を僕がお見せします」と日本の格闘技界を背負ってきた者としての自信を見せる。
さらに「野杁(正明)選手も(木村”フィリップ”)ミノルくんも勝てなかった相手ですが、僕のファイトスタイルなら攻略出来るんじゃないかなと思うし、たぶん向こうは僕が苦手なタイプだと思います」と、相性も良いと語った。
この1年間、ケガの影響で満足に練習出来なかったという久保は「思ったようなパフォーマンスも出来なくて、このまま(現役生活を続けるかどうか)どうしようかな、みたいなことは結構考えていました。で、去年の10月には例の借金騒動もあったりして」と苦笑い。
そんな時「妻のサラちゃんの方から『原点に帰れ!』とアドバイスをいただいて」と言う久保。サラさんは格闘技を全く知らなかったが、サラさんのSNSには「久保よりピケオーのほうが強い。ピケオーとやらないならベルトを返上しろ」といったようなメッセージが多く来ると言う。
久保は「サラちゃんから『ピケオーって何?』って質問されたんです。それでピケオーのことを説明したら『これだけ言われてピケオーとやらないでやめるのはカッコ悪いでしょ?』という話になり、僕が『もういいんだよ。このままベルトは返上する』と言ったら、サラちゃんは『それはダサい!』と。そこから二人で喧嘩になっちゃって、僕がそこから逃亡したんですけど」と語る。
しかし「ふと振り返って色々考えた時に、確かに自分に期待してくれているファンの人もたくさんいるなって思って。それでやっぱり僕はピケオーとやるべきだと思って決心に至りました」と覚悟を決めた。「とりあえずここでピケオーをボコボコにしてアンチたちを黙らせます」と意気込む。
防衛成功のためには他の理由もある。「私事なのですがサラちゃんが家を出て行っちゃって、少しでもサラちゃんにカッコイイところを見せて帰ってきてほしいなと思っています」と切実な状況を吐露する。
最後に「K-1チャンピオンとしてピケオーに勝たないと次に進めないというか、恥ずかしいというか。サラちゃんが言うように“ダサい”ままだと思うんです」と心機一転、プライドを賭けて防衛戦に臨む。
下馬評では久保不利の声も大きい今回の防衛戦、勝ってファンたちに、そして愛する妻に笑顔を向けられるか。
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