【K-1】安保瑠輝也、ファン待望の不可思戦は「一番殺気立った試合に」
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される“K-1年間最大のビッグマッチ”『K’FESTA.3』で挑戦者・不可思(28=クロスポイント吉祥寺)を迎えて2度目の防衛戦を行う、王者・安保瑠輝也(24=team ALL-WIN)のコメントが主催者を通じて届いた。
安保は左右にスイッチしながら、二段蹴りをはじめとする破壊力満点の蹴り技で相手をなぎ倒すことで”デモリッシュマン”の異名を持つ。昨年6月のK-1両国大会でゲーオ・ウィラサクレックに延長判定で勝利してタイトルを獲得し、12月の名古屋大会のダイレクトリマッチでも、延長の末ゲーオを退けて初防衛に成功した。今回は2020年になって初戦である。
昨年、念願のK-1王者に輝いた安保は「結果としてチャンピオンになれましたし、防衛戦もクリア出来て、パッと見は良い年だったかなと思います。ただ試合内容などでは課題が残る1年だったと思います」とタイトル獲得と防衛に成功したものの、その試合内容には厳しい自己評価を下す。
2度にも渡るゲーオとの対戦については「タイプ的に僕とは噛み合わないかなと思いました(苦笑)。2試合とも同じ展開になってしまって。ちゃんと作戦を立ててはいたんですけど、それもあまり上手いこと噛み合わなかったです。僕とゲーオはじゃんけんで言ったら、ずっとあいこのパターンかなと思います」と振り返る。
満足のいく内容ではなかったが、強豪日本人を撃破してきたゲーオに2度勝利したことは自信になったようだ。
今回の対戦相手の不可思については「自分が戦いたい相手の中の1人でしたね。むしろほかの日本人のトップ選手たちとはある程度やっているので、不可思選手ぐらいしかいないかな」と語る。
不可思が他団体から参戦するまでは戦うことは想像できなかったというが「K-1に来た時、やっぱり自分と同じ階級だし、自分とやったらすごく盛り上がるだろうなと思ってました。案の定ファンが今この階級で一番見たいカードだと思うし、反響もあって良いと思います」とファン注目の1戦にかなりモチベーションは上がっているようだ。
安保自身、不可思が実力者であることは認めているが、自身とはレベルが違うということを見せる覚悟だ。「まあ僕が勝ってきた選手に負けてますし、試合内容を見ても力はあるんでしょうけど…スピードとかは遅いですよね」と自身が勝利した佐々木大蔵に敗戦していることやスピード面に関しても上回っていると自負している。
「しっかり倒す姿をお客さんに見せたいですね。それがまず一番です」と完全決着でファンに示すと意気込む安保。そして、これからは「スーパー・ライト級のチャンピオン=安保瑠輝也というのをしっかりと印象付けて『誰が安保に勝てるんやろ?』っていう、そういった存在になりたい」と絶対王者を目指していく構えだ。
打ち合い上等のスタイルで有名な不可思と戦えば、「バチバチになるし、そういうバチバチの雰囲気を持って戦いたいと思ってます。『K’FESTA.3』で一番殺気立った試合をしたいですね」と他の試合とは異なる熱い試合にしたいと意気込んだ。
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