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【ホーストカップ】メインイベントのヘビー級マッチ、王者・内田雄大「ぶっ倒す」42歳YABU「ただで終わらせない」

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2020/02/20(木)UP

ヘビー級王者・内田(右)が、42歳のベテランYABU(左)と対戦

 3月1日(日)京都・KBSホールで開催される『HOOST CUP KINGS KYOTO6』の出場選手のコメントが主催者を通じて届いた。

  今大会のメインイベントでは「ヘビー級3分3R(延長1R)」で内田雄大(PeterAertsGym/HOOST CUP日本ヘビー級王者)とYABU(フリー/元S-1ヘビー級王者、元RKS MMAヘビー級王者、元SBヘビー級2位)が対戦する。

内田の左がヒット。フルマーク判定勝利で王座を戴冠した

 内田は空手世界王者の実績を残して”世界のTK”高阪剛率いるALLIANCEに入門し、2015年末にMMAデビュー戦でRIZIN参戦を果たす。17年3月にはオランダでピーター・アーツの「Team Aerts」に所属。18年末のRIZINでは小西拓槙を判定で下してその実力をアピールした。昨年10月にブルガリアで行われた試合をアーネスト・ホースト氏が観戦し、勝利を収めた内田の実力を認めホーストカップの初代日本ヘビー級タイトル戦に推薦、名古屋大会で見事勝利し王者となった。

 キックボクシングに転向したのは空手にはない殴り合いに挑戦するためだったという内田は、前回の名古屋大会でタイトル獲得できたのは「たくさんの方に支えていただき応援していただいているのですが、皆さんが喜んでいただいたことが大きいです。ぼくの中ではまだまだ満足していません」と感謝の意を述べて、さらなる高みを目指すという。

 まだ自身のキック経験は浅いが、「空手での競技歴で培った精神力、どんな場面でも冷静になるなど空手を通じて学んだことが大きく僕の武器だと思っています」と世界王者に輝いた実力でキックでの活躍を誓う。

 対戦相手のYABUの印象について聞かれると「ベテランというほかに特に印象はないです」と特に目立った印象はないとした上で、「KOするので見に来ている人に強い印象を与えたいと思います。(今後は)世界のベルトを獲りたいので、同階級の日本人選手をみんなぶっ倒します」と意気込みを語った。

 対するYABUは、内田雄大とぜひ闘いたいと挙手して今回の対戦が決定した。これまでキックボクシング、MMA、ラウェイを含めて戦歴は60戦を超す大ベテランで、17年9月のミャンマーラウェイでは外国人プロレスラーと流血戦になるも、KO勝利。昨年、関西の格闘技団体『ABW』のヘビー級タイトルマッチでTOMOYUKIに惜敗するものの、フィジカルの健在さを見せた。

ラウェイで豪州レスラーと流血戦、ローキックを効かせるYABU(17年9月)

 今回の参戦が決まって「大き目の大会なので出場できることに感謝しかないです」とコメント。これまで幾度となく戦いをしてきたモチベーションについて聞かれると「単純です。強くなりたいだけ。只々、強くなりたいだけ。最強を目指して。それだけです」と自身の求める強さを手に入れるために全てを捧げてきた。

 自身の武器に関しては「あんまり言いたくないんのですが、僕は10年間過去にうつで苦しんでいたんです。それを克服しようと格闘技を始めたんですが、それを克服したときの精神力が僕の武器になっています」と語るように、自身のメンタル面が強みだと認識している。

 対戦相手の内田の印象については「MAのチャンピオンにも勝っているし実質2冠王という強さでしょう。かなり強いと思います」と強豪選手だと認識。しかし、「客観的に見て勝率は8:2で向こうでしょう。僕も42歳のおっさんですけど、ただでは終わらせないと思っていますよ(笑)」と笑顔で世間の予想を覆して見せると言い切った。    

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