【RIZIN】井上直樹「打ち合い見せる」ガーダム「流血が好き、バイオレンスを」=2.22浜松
2月22日(土)静岡・浜松アリーナで開催される『RIZIN.21』に出場する選手の個別インタビューが、20日(木)浜松市内にて行われた。
RIZIN MMAルール : 5分3R(61.0kg契約)※肘ありで対戦する井上直樹(22=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)とトレント・ガーダム(22=オーストラリア/Tiger Muay Thai & MMA)がインタビュに応じ、意気込みを語った。
RIZIN初出場で敗北を喫したもののそのレベルの高さとポテンシャルを見せつけたトレント・ガーダムが、RIZINデビュー戦となる井上直樹を迎え撃つ。
井上は2014年にDEEPの新人王戦「フューチャーキングトーナメント」で連続一本勝ちして優勝。プロ10戦全勝の快進撃で17年にUFCに参戦し判定勝利もその後2敗、フライ級の縮小によりUFCからリリースも昨年12月のDEEPで北田俊亮に一本勝ちし再起を飾った。DEEP JEWELSストロー級王者・魅津希(みづき)の弟で、姉と共にニューヨークのジムで練習に励む。
井上は今回のインタビューで、時差ボケを考慮し、一週間前に来日したと語る。時差ボケもなく、コンディションは良さそうだ。
相手の印象については「自分と同じ22歳で、凄い打撃が上手い選手で腰も強く、凄い良い選手だと思う」とし、試合のイメージを「自分は結構サブミッションで極めているので、一本極めると思われているが、打撃もできるので打撃での打ち合いもしっかり見せていきたい」と意気込む。対戦相手のガーダムが「苦戦はしないだろう」と語ったことについては「自分が一方的な試合になると思う」と一笑に付した。
対するガーダムはムエタイとMMAで試合を行う二刀流ファイター。ムエタイではタイに住み込んで名門『タイガームエタイジム』に所属し地域タイトルを獲得。MMAでは本国オーストラリアの『Aftershock MMA』でバンタム級王座を獲得など国内外でデビューから8連勝を飾るなど活躍。18年11月にはシュートボクシング『SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界TOURNAMENT 2018』に出場し、1回戦でWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者の健太と対戦。激戦を展開したが2-0で惜敗した。19年はUAE Warriorsで2連勝し、RIZINに挑むがDEEPバンタム級王者のビクター・ヘンリ―にムエタイベースの打撃と必殺のチョークで挑むも3Rに三角絞めで一本負け。その後、再び海外で2勝し、今回の浜松大会に挑む。
ガーダムはインタビューで「苦戦はしない。相手の打撃の空手スタイルは問題ない。相手は柔術も良いものを持っているが、自分はレスリングが強いのでフィジカルでも負けない。打撃か一本でフィニッシュしたい」と自信。
更に「暴力、バイオレンスさを見せたい。ヒジで相手を流血させたい。私は相手を流血させるのが好きだ。暴力的なところを見せたいです。試合を通してRIZINのバンタム級に通用するという事を証明したい」とこの試合に勝ち、混沌とするバンタム級戦線に名乗りを上げる。
「自分は今回の相手で10個目のフィニッシュを取りたい。今、バンタム級は乱立状態。チャンスを貰えれば自分の強さを証明する」と意気込んだ。
打撃を得意としながらも総合的に戦えるガーダムと、寝技を得意としながらも総合的に戦える井上。互いに相手の得意分野でどれだけ勝負できるかがカギとなる。ガーダムの打撃に井上がどこまで対応できるか、そして井上の寝技にガーダムがどこまで対応できるか。相手の得意分野を抑える事ができた方が有利に試合を進める事ができる一戦になるだろう。
☆2.22RIZIN浜松大会の対戦カード、イベント日程はこちら
▼19年1月、タイで行われたムエタイの試合でKO勝ちするガーダムの動画
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