【ホーストカップ】王座返り咲き狙う一刀に、泰良拓也「気持ちは負けない」=フェザー級王座挑戦者決定戦
3月1日(日)京都KBSホールにて開催される『HOOST CUP KINGS KYOTO 6』。本大会でHOOST CUPフェザー級王座挑戦者決定戦に臨む、前HOOST CUPフェザー級王者・一刀(35=モンスタージャパン)、RISEランカーの泰良拓也(たいら・たくや/パウンドフォーパウンド)のインタビューが主催者を通じ届いた。
一刀は長らく関西キック界をけん引してきたベテラン。2012年10月には初代RISEフェザー級王座を獲得した。2018年5月に上杉文博を下してHOOST CUP日本フェザー級王座を奪取し、二冠を達成。2019年6月にはRIZIN出場も果たした。同10月に上杉にリベンジを許しHOOST CUP王座陥落、今回が再起戦となる。
前回の対戦を振り返り、一刀は「上杉選手のタイトルを獲りたいという気持ちが強かったと思います。僕の完敗です」と脱帽。これまではタイトルを獲得すると満足していた部分もあったというが「上杉選手に負けてから自分と向き合い、もう一回HOOST CUPのベルトを巻きたい」と、改めてその価値を実感しており、周囲の後押しもあって再起に臨む覚悟が決まったという。
対戦相手の泰良の印象を「上り調子の選手。スタミナも運動量もあり、当て勘も良く土壇場に強い強豪だと思います」と高く評価する。改めて自らの強みを「ディフェンス力と誰にも負けたくない気持ち」と再確認した一刀は、「一進一退の切り合い見たいな試合になると思うので、自分のペースに持っていけるように」と練習を積み重ねるという。
今後の目標を「ベルトを獲ってさらに強い選手に」と王座返り咲きに定めた一刀。ルンピニー4度挑戦の大ベテランは、まだまだ止まる気配はない。
対する泰良は、2020年2月現在RISEフェザー級の7位に位置。 2000年代にK-1のリングで活躍したレジェンド・武蔵に師事し「実践に生きる技術を教わるのですが、やはり世界で闘ってきた人なんだと改めて思います」と、質の違う高度な技術指導を受けているという。
昨年1月のDEEP☆KICKフェザー級王座決定トーナメントの1回戦では、現HOOST CUPフェザー級王者の上杉文博を2RTKOで破るも2回戦で敗退、未だ戴冠はないが、今回の挑戦者決定戦を制すれば初戴冠に向け最大のチャンスを手にすることになる。
泰良にとってチャンピオンベルトは「自分が生きてきた証」と称するほど重いもの。今後の目標も「HOOST CUPフェザー級のベルトを獲ること」と照準は完全にベルトに合わせられている。
対戦相手の一刀の印象を「ボクシング技術、ディフェンス能力が高い」と評価した上で「勢いと勝ちたいって気持ちと、チャンピオンになりたいっていう気持ちは負けない」と気後れする様子はまるでみられない。
ファンへは「見て面白い、感動する試合がしたい」という泰良。悲願の初戴冠に向け、最初の関門を突破することができるか。
☆3.1『HOOST CUP KINGS KYOTO6』イベント情報、対戦カードはこちら
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