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【K-1】友尊、ラジャ二階級制覇者から直伝の“チャイスー”で勝利誓う

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2020/03/11(水)UP

友尊が大舞台での勝利に自信を持つ(C)K-1

 3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』。-61kg契約の一戦で、SATORU成合(31=日本/K-1ジム総本部チームペガサス)と対戦する友尊(ゆたか/30=TEAM K/BLUE DOG GYM)が公開練習を行った。

 友尊は、キックボクシングからプロボクシングに転向して14戦7勝(4KO)6敗1分の成績を残したあと、2017年8月に6年ぶりにキックに復帰した。昨年5月のKrushでは、郷州征宜からダウンを奪って判定勝利。今年2月のKrushでは2R開始直後にKO勝ちするなど、その強打で勝ち星を挙げている。

 今回は、成合と対戦予定だった元パンクラス・川原誠也が負傷欠場となり、その代打となる。相手の成合は29歳にして上京し、31歳にしてK-1初出場を果たす異色のキャリアを持つファイター。Krush・KHAOSで3連続KO勝利を飾り、前回の島野浩太朗戦では年間ベストバウトにノミネートされる激闘を演じた。

元Krush王者・郷州から強烈な左フックでダウンを奪った友尊

 友尊は成合を「戦いの節々で、ファイターとして一番メンタル的に大事な”闘争心”がすごく見える選手」と評価。「この人と試合を出来るのは自分の中でもすごくプラスになるし、熱い試合が出来る。まさにチャイスーとチャイスーのぶつかり合いですね」と言う。

 “チャイスー”とは、タイ語で”闘う心、折れない心”の意味だ。友尊は昨年末から、タイ人トレーナー=パヤックレックから指導を受けている。ター先生の愛称で呼ばれるパヤックレックは元ラジャダムナンスタジアム2階級王者で、日本のリングでもムエタイ史上4人目の外国人王者となった武田幸三に勝利している。

 数々の名選手を育て上げてきた名伯楽との出会いで、友鷹は30歳にして自身のさらなる成長に可能性を見出した。「きつい練習を日々やるんですけど、その中でもマッサージしてくれたり自分のコンディションをすごい考えてくれる。先生のためにも試合に勝とうって気持ちにさせてくれる存在で本当にありがたいなって思ってます」と”ター先生”へのリスペクトを隠さない友尊。

元ラジャJウェルター級・ウェルター級で王者となった”ター先生”(左)は、日菜太など多くの強豪選手を育ててきた(C)K-1

 そんな名トレーナーとの出会いで前回の試合ではテクニック面で大きく進化を遂げ、KO勝利を挙げた。しかしテクニック以上に「すごいシンプルな内容なんですけど先生は『下がるな、前に出ろ』と言ってくれる。それは戦う上で戦術的に前に出ろって部分もすごい大事だと思うんですけど、気持ちの部分で『下がるな、前に出ろ』と」とメンタル面を強くしてくれたと言う。

「今まで勝ったり負けたりが続いていて、去年の9月の試合でKO負けしちゃった時に、今までの自分とこれからの自分をどう変えていくかを考えてたんです。やっぱり気持ち的に下がっちゃ駄目だなって思ってたところに、ター先生がそういうふうに言ってくれた。それがすごい自分の中に響きましたね」と人生に向き合う構えにも影響した。

 “チャイスー”を大事にしてトレーニング出来たという友尊。最後に「俺とSATORU成合選手の試合が一番盛り上がって激しい面白い試合をする。ここからどんどん勝って、活躍してK-1の中心になっていく」と意気込んだ。

☆3.22 K’FESTAの対戦カード、イベント日程はこちら

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