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【Krush】加藤久輝、元ハンドボーラーのパンチで戴冠目指す

2020/03/17(火)UP

豪快なフックを叩き込む加藤 (C)M-1 Sports Media

 3月28日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.112』の「Krushクルーザー級タイトルマッチ」で王者・K-Jee(29=K-1ジム福岡チームbeginning)に挑戦する、加藤久輝(37=ALIVE)が16日(月)愛知・MEIBUKAI格闘技ジムにて公開練習を行った。

 試合まで約10日と迫った現在の仕上がり具合については「コンディションはバッチリです」と笑顔で語るように、公開練習ではシャードーボクシングから2Rのサンドバッグ、さらにパンチのみ、パンチと蹴りの2Rのミット打ちを披露し調子の良さを伺わせた。

 加藤はアメリカのMMA団体・ベラトールで活躍していたこともあり、K-1ルールへの対応が鍵だと認識していた。そこを重点的に練習することで、昨年12月のK-1名古屋大会でK-Jeeに圧巻のKO勝利を収めた。豪快なフックやタイミング、絶妙なハイキックで大きなインパクトを残した1戦であった。

左ミドルを蹴り込む加藤 (C)M-1 Sports Media

 昨年3月のカリミアン戦からの期間での成果として「自分の長所を伸ばしながら、K-1の中でその武器を出すことが出来た。例えばリングは(総合の)金網と違ってコーナーがあるから、それを上手く利用して戦えたなと思いますね」というように、順調に適応してきた。

 具体的には「最初はグローブが大きい分、パンチが出しにくいと思って自分の武器を活かせるルールだとはあまり感じなかったが最近はそれが全然ない。テイクダウンを意識しなくていい分、自由に攻められるし、色んな角度でパンチを出せる。最近は自分に合うルールだなと思ってます」と自信たっぷり。

 加藤の左フックやストレートは他のMMA選手やキックボクシングの選手とは異なる投げつけるようなパンチである。そのパンチに関しては、ハンドボール出身という経歴が加藤にとっては自分の強さを支えるバックボーンになっている。

(C)M-1 Sports Media

「ハンドボールは5歳~6歳からやってきたスポーツなんで、その動きが身体に染みついている。ハンドボーラーはけっこうコンプリートなアスリートだと思う。走るしパワーもいるし、瞬発力や反応はもちろん、1試合60分なので持久力もいる。それを子供の頃からやってきたおかげでどんなスポーツでもやれちゃいます」とスポーツに関してはオールラウンダーだという。

 さらに「ハンドボールは自分が飛んでゴールキーパーと勝負をしなきゃけない。自分の頭の中ではキーパーと自分の動きの駆け引きをやりながら上手く開いたところにシュートを打つ。ギリギリまで相手を見て、溜めて打つという点では格闘技と似てると思いますね」というように、相手の隙間目掛けてパンチを打ち込む格闘技と共通点を感じている。

 その武器をK-1ルールに適応して活かせるようになり、K-1のルールでも頂点へ登る自信に満ち溢れている加藤。その中で今回は前述の昨年12月以来のリマッチでK-Jeeの持つKrushのベルトを狙うことになった。

ベラトールで海外の強豪選手と戦ってきた加藤(右)=2016年10月

 K-Jeeについては「この前の会見であまり深く考えていないんじゃないかな。対策はやってるかもしれないですけど、僕より日本語上手いはずなのに会見の時は口下手だし、盛り上げるという意味でプロ意識が足りていない」とバッサリ。

 今回のタイトルマッチに向けて加藤は「Krushのベルトを獲れば防衛戦もあるし、これが最後になるかは分からない。初めて試合する会場はテンションが上がるし、いつも通り自分のペースで試合を運んで鮮やかなKO勝ちをしたい」と倒す気満々だ。

 MMA時代から映画・スターウォーズの悪役ダースベイダーのテーマを入場曲として使用していることにについて、加藤は「自分は怒りでテンションを上げていくタイプなので、ジェダイよりダークフォースの方かなと思っています(笑)自分はどこに行ってもよそ者。アメリカで総合をやってた時も『フランス?日本?から来てるヤツ?』ってクエスションマークを付けられていた。僕はアウェイの方が強いです」と深い意味を込めた入場曲で大一番を迎える。

(C)M-1 Sports Media

 タイトルマッチの1週間前にはK-1クルーザー級のタイトルマッチも行われる中での試合。加藤は「カリミアンが勝てばリベンジ戦が出来る。愛鷹選手が新チャンピオンになればやったことのない選手、しかも僕が負けたカリミアンに2回勝ったことになるので僕のプライドの部分もあって、絶対に新チャンピオンを沈めてやる気持ちになる」と、どちらが勝ってもモチベーションになるという。

 最後に「初めてのKrushでいきなりタイトルマッチ。もちろんそれに相応しい勝ち方をしたいと思ってます。12月には1回チャンピオンのK-JeeにKO勝ちしてますけど、今度も同じ結果でベルトを巻きたいと思います」とファンにメッセージを送った。
 

【大会・チケット情報】 3・28 K-1実行委員会『Krush.112』

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