【K-1】レオナ・ペタス、村越優汰に「試合中に心が折れんなよ」武尊の世界統一宣言にも反論
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』。本大会で「スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R」にて第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者・村越優汰(26=湘南格闘クラブ)と対戦するレオナ・ペタス(27=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)が14日(土)東京・高田馬場のLARA TOKYOにて公開練習を行った。
レオナは試合8日前になって疲労が溜まっているとはいうものの、ミット打ちでは得意の左ジャブ、右ストレートやヒザ蹴りに加え、村越とのテクニシャン対決も意識してか前蹴りも披露。軽快なステップから繰り出す打撃は調子の良さを伺わせた。
コンディションについて聞かれると「すごく体調が良い。疲労を抜いた時にヤバイものを見せられるんじゃないかなと思います」と手応えを感じている。レオナは基本的に、長いリーチを活かして戦うアウトボクシングスタイルが持ち味だが、課題であるインファイトの改善に今回は取り組んできた。
K-1スーパー・フェザー級トーナメントで世界2位になった小宮山工介に、自身のリーチを活かした左ストレートでKO勝利していることもあり「今はアウトボクシングだけでも全然勝てちゃう」と述べるが、「僕はもっともっと強い選手と戦って勝ちたい。だったら今の自分のスタイルにはないインファイトも出来る様になったら、最強に近づける」と課題を克服することでさらに自身の求める最強に近づけると認識している。
レオナの目指す先にはK-1のカリスマ武尊への挑戦がある。その対戦に向けて、村越との対戦は避けて通れない。この試合はスーパー・フェザー級の日本人トップ対決と見られているが、村越は「上手な選手というだけで、別に彼がトップだと思わない。一階級下のフェザー級でチャンピオンになっただけ。甘くないことを分からせないといけない」と一刀両断する。
対戦相手の村越は公開練習で「レオナ選手を相手にしていられない」とコメントしていたことについては「村越選手に言いたいことは何もないです。とりあえず試合中に心が折れんなよと。ちゃんと3分3R立ってろよ」と怒りをあらわにした。
村越は基本的には待ちのアウトボクサースタイルだが、「僕の方がアウトボクシングは上手い。リーチもあるし、60kgで戦ってきた経験も僕の方が多いので全然余裕です。もし打ち合いに来てくれるんだったら、ガッツリと受けて立ちます。相手がどちらで来てもいいかなと思います」とどのように相手が攻めてきても勝てると言い切る。
さらに「(村越は)待ちの選手なので、僕が行けば噛み合うかもしれないですけど、行かなかったら結局待ちになっちゃう。リーチを考えても向こうの攻撃は当たらないだろうし、向こうが来なきゃいけないスタイルになるでしょう。そうなった時が面白い」と村越の攻撃が自分に当たらないと見せつけた後が楽しみだという。
今大会では自身が熱望していた武尊戦は実現しなかった。「ゴチャゴチャ言われるのは面倒くさいんで、同じ階級の選手は全員潰します」と言い放ったレオナ。武尊は「世界チャンピオンを全部倒して世界統一する」と発言をしているが、「外向きの前に内側を全部統一した方がいいんじゃないかな。おそらく日本人で最後の1人で残っているのは僕なので。僕を倒してからそういう発言をするべき」と反論した。
最後に「本当にでっかい試合なので、みんなKOを狙うと言いますけど、周りに流されないように気をつける。自分のペースを崩すと負けるかもしれないので、僕は自分を貫いて戦いたい」と自身のスタイルで勝利を誓った。
☆3.22 K’FESTAの対戦カード、イベント日程はこちら
●編集部オススメ
・レオナ・ペタス、村越優汰を相手に「K-1王者はグダグダになっていた、Krush王者としてKO勝ちする」
・村越優汰、レオナ・ペタスに「何もさせずに勝つ」照準は武尊との再戦のみ
・武尊「片っ端から世界王者を倒していく」=3.22 K-1 & ISKA タイトル戦
・【Krush】KO防衛のレオナ・ペタス、武尊に改めて対戦要求「一番乗ってる時の武尊選手とやりたい」=19年12月
・元K-1ガールズの松嶋えいみ、キックでボディメイクし新作DVD
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!