【東京五輪】安倍首相、1年程度の延期を提案、IOCバッハ会長「100パーセント同意」
3月24日(火)夜、安倍首相はIOCバッハ会長との電話会談し、東京五輪、パラリンピックの1年程度の延期を確認した。
安倍首相は会談後に記者団の囲み取材に応じ「中止に関しては無いとバッハ会長と確認しました」と前置きをし「開催国として現下の状況を踏まえ、世界のアスリートの皆さんが最高のコンディションでプレイでき、そして観客の皆さんにとって安全で安心な大会とするために概ね、1年程度の延期を軸として検討頂けないかと提案を致しました。バッハ会長からは100パーセント同意するという答えを頂きました。そして遅くとも2021年の夏までに東京オリンピック、パラリンピックを開催するということで合意を致しました」と発表した。
延期時期については、2021年秋や2022年の冬季オリンピックイヤーなど1年以上の延期も各所で予想されていたが、開催の延期時期が長くなると、多くの競技でせっかく決まった五輪代表選手が取消となり、再び代表選考大会を実施し再選考せねばならない可能性も問題となっていた。
1年以内、もしくは1年程度の延期であれば再選考を必要とする競技も少なくなるだろう。
この電話会談のあと、IOCの臨時理事会が開催され、同日23時すぎに安倍首相の提案が受け入れられ延期が決定した。なお、電話会議には小池東京都知事、大会組織委員会の森喜朗会長も同席したという。
電話会談の結果を終えた時点で、森会長が3月26日から福島県から開始される聖火リレーの中止を発表した。
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