【Krush】近藤魁成「世界のベルトを狙う」と、野杁と接戦したハッサン・トイとの対戦も辞さず
3月28日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.112』の一夜明け会見が、27日(日)都内にて行われた。
昨日の大会は、新型コロナウイルスの影響により無観客試合で行われた。試合内容としては本戦8試合のうち5試合がKO、判定決着となった試合でも激戦に次ぐ激戦で、大いに盛り上がりを見せた大会となった。
セミファイナル(第7試合)のウェルター級のワンマッチで、ベテラン山際和希(31=谷山ジム)を相手に3Rに右フックでダウンを奪って判定勝利した、近藤魁成(18=大成会館)が会見に出席して試合を振り返った。
試合後の会見で、テーマを持って戦いに臨んだと語っていた近藤。「これからの試合で、今まで負けた木村選手やピケオー選手、それ以外のトップ選手に勝つために経験を積んでおかないといけないと思っていて、あのような試合になりました」と振り返る。
具体的には「自分は結構、ガツガツ行く選手だと思われがちだけど、それ以外の部分でも強くならないといけない」と、守備も攻めもできるオールラウンダーとなるべくトレーニングを積み、試合に出場したのだという。
それを感じたきっかけとして、昨年の世界の強豪たちとの試合経験が大きいだろう。「強い選手って大体何でも出来る。今年は自分に足りない部分を練習しています。去年は挑戦ばかりしたので、今年は経験を積みながら、来年には全員にリベンジしたい」と着実に実力をつけ、弱みを克服する年になりそうだ。
今後の戦いに関しての質問には「日本人とは戦ってきたので、次は世界の強い選手と戦いたい」とコメント。記者から「野杁正明と戦ったハッサン・トイとはどうか」と聞かれると「世界のベルトを狙っているので、そういう選手に勝っていかないといけない」と対戦への意思を表した。
また、新型コロナウイルスの影響で世界中が活気を失っている現状に「ネガティブな方向に行ってるので、自分が格闘技を通じてできることを考えたときに、クラウドファンディングをして仕事で困っている人の力になれたらと思いました。皆んなでピンチを乗り越えていきたい」と社会貢献もしていきたいとした。
YouTubeチャンネルも開設することを、昨日の試合後会見で発表したが「自分の技術も伝える。あとはまだ自分を出せてないので、もっと自分の良さを伝えてK-1も広げたいと思ってYouTubeを始めました」との思いを語った。
最後に、会見にサンダルで登場したのは足に怪我を負ってしまったためだと説明し「今年は全部勝って、来年は僕の年にしようと思っています」と力強く語った。令和のニューヒーローは、足の怪我を治してどんな活躍を見せてくれるか注目だ。
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