【Krush】皇治の愛弟子・松本日向、橋本実生のKO見て「力が入りました」
3月28日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.112』の一夜明け会見が、27日(日)都内にて行われた。
昨日の大会は、新型コロナウイルスの影響のため無観客試合で行われた。試合内容としては本戦8試合のうち5試合がKO、判定決着となった試合でも激戦に次ぐ激戦で、大いに盛り上がりを見せた大会となった。
第3試合 バンタム級のワンマッチで、多久田和馬(17=K-1GYM横浜infinity)から1Rに3度のダウンを奪ってKO勝利した松本日向(21=K-1三軒茶屋シルバーウルフ)が出席して試合を振り返った。
試合では序盤から多久田がサウスポーに構えて距離を取るが、松本がステップを使って右のパンチを効果的に当ててKOした。試合後のマイクでは「(格闘代理戦争で)皇治さんに選んでもらって、幸せな日々を送れています」と感謝を語っていた。
相手の多久田は、ヒザ蹴りや距離の取り方から見て分かるように間違いなく実力者であったが、松本は「昨日の試合はもっと厳しい戦いになると思っていたけど、リラックスしてセコンドの声も聞こえたし、力を抜いて戦えたと思っています」と予想とは違って短期決着になったことに触れ、良い動きができたと振り返る。
KOをいつも意識している松本だが、今回はあまり意識しないようにしていたという。「意識すると粗も出るしカウンターも食らうと思って。力みながらも体を残すという意識をしてこの結果に繋がった」と精神的にもいい形で戦うことで、KOに繋がったという。
昨日の第1試合では、松本と2度の激闘を演じた橋本実生が圧巻のKO勝利を見せた。その試合を見て「実生君がKOしたので、自分も見せなきゃなと思って、力が入りました」とライバルの試合を見てKOへの意欲が増したとも語った。
ダウンを取った後、空手の動きをしていたことについて質問が飛ぶと「元々、極真の先生が見にきてくれる予定だったんです。極真で育ってきた思いがあったのでそれをしました」と語るように、極真空手で培ってきたことを胸に秘めている。
今後の目標に関しては「自分はまだまだなのでもっとしっかり練習して、強いバチバチの選手とやりたいです」と盛り上がりを見せるKrushバンタム級戦線で更なる強豪との対戦を見据える。
いつもFUNKY MONKEY BABYSの『悲しみなんて笑い飛ばせ』でファンにアピールしながら元気に入場する松本にとって、今回の無観客試合はどのように映っていたのか。「本当に滅多にない機会と言われていた。『(先輩から)やりきれ俺には観客が見えてるぞ。見えるくらい盛り上げていつも通りやれ』って煽られたりしてました(笑)」と振り返った。
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