【K-1】武尊「タイ人のミドル痛かった」意外な本音の控室、メンタル支えた存在も(動画あり)
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナにて行われた『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~』の試合の裏側の映像を記録した「K−1 BACKSTAGE PASS」がK-1の公式YouTubeチャンネルで公開されている。
第19試合にムエタイ戦士ペッダム(元タイ国BBTVスタジアム認定フェザー級王者)を沈めた武尊(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の秘蔵映像も公開された。
当初予定されていたISKA王者アダム・ブアフフとのK-1&ISKAダブルタイトルマッチが直前で中止になり、代打のペッダムと対戦し、武尊が左のインローを連発し、2Rに宣言通り強烈なパンチの連打を浴びせてKO勝利。
映像では試合直前のミット打ちから、試合、そして涙のマイクアピール、控室のトレーナーとの会話まで収録されている。
そこでは「タイ人ミドル痛いっすね。(腕が)痺れましたね。パンチも早くて右ストレートが見えなくてちょっと焦った」と本音を覗かせている。
試合前には武尊は「ムエタイでチャンピオンになる選手は本当にごく一部で、舐める気持ちは一切無い。K’FESTAは年に一度のビッグイベントで(K-1の)全部が集結する大会になるので、今回もKOで勝つ」と語っており、試合でも危なげなく勝ったと思われたが、戦うもののみぞ知る意外な本音だった。
そして、トレーナーとの会話の後、マイクを向けられると「(ISKAという)新たなベルトをモチベーションやってたところがあって、(ダブルタイトルマッチが中止になり)ちょっと悔しかったですけど、これをプラスに変えていかないといけない。こういう状況だからこそ、試合にかける意気込みは自分のためでもあるけど、やっぱり応援してくれる人にパワーあげることが試合をやる意味だった」と、ファンのために元気を与えたかったと話した。
また、同門の大岩龍矢に「龍矢がいたから何とかメンタル保たれていた」と感謝を述べた。試合前からの大きなプレッシャーを支えたのは親友の存在であった。
K-1の顔として、試合では最も注目される存在の武尊。自身は追い込んで、ファンの期待通りKOを見せ、そして元気を与えるためにリングに立つが、顔としては塩試合はできないのだ。
そして映像の最後に「自分のための試合、お客さんの望む試合もしたい。それを集結させた形という試合を現役中にやらないと納得できない。その試合のために毎日戦うしかない」と結んだ。
▼武尊の「K−1 BACKSTAGE PASS」、K-1公式YouTubeチャンネルより
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