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全米ボクシング報道の写真賞に岩田の渾身の右=カメラマンの福田直樹氏

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2020/04/22(水)UP

受賞した岩田翔吉vsパオロ・シー戦(岩田の5R TKO勝ち)の一枚(Photo:Naoki Fukuda)

 BWAA(全米ボクシング記者協会)が4月21日(日本時間22日早朝)、2019年度のフォトアワードを発表。全米の有名ボクシング&スポーツ雑誌に掲載された写真の中から、日本の試合写真がアクション部門の佳作賞を受賞した。1922年創刊の歴史あるボクシング専門誌『リングマガジン』掲載のこの一枚を撮影したのは日本人カメラマンの福田直樹さん(54)。
 日本の試合写真が選ばれたのは昨年に続き2度目で、昨年も福田さんの作品だ。

 福田さんはアメリカに15年間生活しボクシング取材を続けBWAAの最優秀写真賞を4度獲得。2012年にはWBC(世界ボクシング評議会)の”フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー”にも選ばれている世界一のボクシング・カメラマン。
 福田さんは2016年に帰国してからも日本のボクシングの撮影を続け『リングマガジン』に掲載。今回の受賞につなげた。BWAAフォトアワード通算11度目。

福田さんが2011年度アクション部門最優秀賞を受賞した作品。ポール・ウイリアムスvsエリスランディ・ララ。打たれているウイリアムスが判定勝ちしたのだが、打っているララが勝ってたという見方が大多数で議論にもなった(Photo:Naoki Fukuda)

 受賞ショットとなったのは昨年7月12日、エディオンアリーナ大阪で行われた岩田翔吉(帝拳)vsパオロ・シー(フィリピン)戦(岩田の5R TKO勝ち)の一枚。
 岩田は高校時代、のちの世界王者井上拓真、田中恒成に勝利したことがあり、高校3年生の時に高校総体で優勝した注目株。18年12月にアメリカでプロデビューしTKO勝利。この試合がプロ3戦目の試合だった。

 福田さんは「日本に拠点を移しながら2年連続でBWAAの年間賞に選ばれたということを、個人的にはとても意義のある、有り難い結果と感じています」とコメント。

 なお、授賞式は通常「アワードディナー」として毎年5月か6月にニューヨークか、ラスベガスで行われるが、コロナの影響で今年はまだ未定。来年に入ってから行われる可能性もあるとのことだ。

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