5.9UFCでソウザがコロナ陽性、ユライア・ホールとの試合は中止
5月9日(日本時間10日)フロリダ州ジャクソンビルにて開催される『UFC249』に出場予定だったジャカレ・ソウザ(40=ブラジル)が、前日計量を終えた後に行われた新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したため欠場となった。
これに伴い、今大会のプレリムカード「ミドル級マッチ」で予定されていたユライア・ホール(35=ジャマイカ)とソウザの試合は中止が決定した。アグレッシブなストライカーでKOを量産するジャカレ・ソウザに、極真空手ゆずりの多彩な足技のユライヤ・ホールがどう戦うか注目されていただけに残念だ。
また、ソウザのセコンドにつくコーナーマン2名も、同じく検査で陽性反応が出たという。
UFCは本件について、5月9日(日本時間)に公式サイトで声明を発表。
「ユライア・ホール対ジャカレ・ソウザのミドル級マッチは、ソウザに対して実施した複数回にわたる新型コロナウイルス(COVID-19)検査のうち1回の検査結果で陽性反応が出たため、UFC 249プレリムカードから除外する。加えて、ソウザのセコンドにつく予定だったコーナーマンの2名も新型コロナウイルスの陽性反応が出ている。UFC医師団がソウザおよびコーナーマン2名を診察したところ、現在は無症状であり、新型コロナウイルスで多く見られる症状は発症していない。UFCの健康と安全の手順に従い、ソウザを含む3名はホストホテルを離れ、敷地外で自主隔離することになる。3名の健康状態はUFC医師団が遠隔で監視しつつ、必要な治療について支援していく予定だ」としている。
そして「今週初めの現地入りから本日の離脱まで、ソウザとコーナーマン2名はUFCの健康と安全の手順に従っており、練習はソーシャルディスタンシングを守り、個々人が保護具を身に着け、必要な際には自主隔離していた」と厳重な警戒態勢のもとで大会の準備を行ってきたことを述べている。
なお、ソウザ以外の出場選手の新型コロナウイルス検査結果は陰性で、メインイベント「ライト級暫定王座戦」のトニー・ファーガソン(アメリカ/同級1位)vsジャスティン・ゲイジー(アメリカ/同級4位)、セミメイン「バンタム級タイトルマッチ」のヘンリー・セフード(ファイト・レディー/同級王者)vsドミニク・クルーズ(アライアンスMMA/同級元王者)をはじめとする全11試合が行われることになった。
今大会は新型コロナウイルスへの安全対策を取った上で、必要最低限の関係者立会いのもと、無観客で開催される。
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