【UFC】プロハースカのUFCデビュー戦は7.12に正式決定、トリプルタイトル戦の豪華カードも
7月12日(日・日本時間)にファイトアイランド(アブダビ・ヤス島)にて開催される『UFC251』で、先日より対戦が噂されていた元RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(チェコ)のUFCデビュー戦が正式発表された。対戦相手はUFC世界ライトヘビー級ランキング6位のヴォルカン・オーズデミア(スイス)だ。
この対戦はプレリムカードのトリを務め、メインカードにはトリプルタイトルマッチが揃う。
メインイベントにはウェルター級タイトルマッチとして王者カマル・ウスマン(ナイジェリア) vsギルバート・バーンズ(ブラジル/同級1位)。
セミメインイベントにはフェザー級タイトルマッチとして王者アレクサンダー・ボルカノフスキー (豪州)vs マックス・ホロウェイ(米国/同級1位/元王者)。
その前にはバンタム級タイトルマッチ(王座決定戦)としてピョートル・ヤン(ロシア/同級3位)vsジョゼ・アルド(ブラジル/同級7位/元フェザー級王者)が行われる。
多くの米国以外の選手らの豪華カードをアブダビのファイトアイランドで行う理由はアメリカが現在入国制限中のためだ。アブダビは6月に入り多くの国の入国制限を解除しており、UFCのホワイト会長は「我々が『ファイト・アイランド』で試合をするという構想に行きついたのは、世界的なパンデミックの最中に国際的なイベントを開催する場所が必要だったからです。アブダビは過去10年間、多くの試合を開催してきた素晴らしい場所で、今回のイベントには完璧な場所です」と語っている。
UFCのデビュー戦となるプロハースカは19年4月のRIZINライトヘビー級タイトルマッチでは見事KO勝利で初代王者の栄冠を勝ち取った。RIZIN10勝のうち、実に8勝が1RKO勝利という強打者。この実績から、今年1月にUFCとの契約を発表した。
相手のオーズデミアはキックボクシングをバックボーンに持つストライカーで、18年1月に当時の王者ダニエル・コーミエに挑戦した経験も持つ(オーズデミアの2R KO負け)強豪だ。その後は連敗していたが、直近は2連勝で勢いを取り戻している。こちらも15勝のうち12勝がKO勝利と強打の持ち主だ。
プロハースカは日本のファンの期待を背負い、”アイランドの決闘”で華々しくデビューを飾ることが出来るか。
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