【ボクシング】井上尚弥vsカシメロ戦は9月か10月、限られた集客の開催準備へ=米プロモーター
WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(27=大橋)と契約する米大手プロモーション会社トップランク社のボブ・アラムCEOが、井上とWBO同級王者ジョンリル・カシメロ(31=フィリピン)との3団体統一戦について「9月または10月にラスベガスにて井上の試合を行いたいと考えている」と語ったことを、ボクシング専門サイト「ボクシングシーン」が6月20日(日本時間21日)に報じた。
この一戦は4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノで行われる予定だったが、新型コロナの影響で延期、6月1日(日本時間)には、ボブ・アラム氏が、この1戦を9月に行いたいとの意向を米スポーツサイトESPNが報じていた。大橋会長は同日に「8月か9月に対戦する見込み」と語ったが、今回のアラム氏の発言で10月に延びる可能性も出てきた。
現在アメリカへは渡航制限中で、渡航した場合、14日間自宅での待機が命じられる。しかし、旅行関係筋の話によると、9月からはアメリカでは新学期が始まることもあり、制限が緩和される見方もあるという。
アラム氏は大橋会長や日本のプロモーターと9月に井上は渡米すると話したとし、「9月に井上がここに来ることを期待している。試合は9月か10月」とし「うまくいけば、その時までには限られた観客の中で試合をすることができるようになるだろう。日本からのファンも含め、15,000人収容のアリーナで2,000人か2,500人の観客を集めることができるだろう」と話している。現在、アラム氏のトップランク社のボクシング興行はラスベガスで無観客で行われているが、限られた人数での集客の開催に準備を進めていくようにアラム氏は部下に指示したと言う。
カシメロは井上戦をラスベガスで行うことを見据え、現在もラスベガスでトレーニングを行なっている。待望の3団体統一戦は日々近づいているようだ。
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