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【UFC】陽性でタイトル戦欠場のバーンズの代役はベテラン戦士マスヴィダル=7.12アブダビ

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2020/07/06(月)UP

アフリカ初のUFC王者となったウスマン

 7月12日(日・日本時間)にファイトアイランド(アブダビ・ヤス島)にて開催される『UFC251』。

 このメインイベント『ウェルター級タイトルマッチ』で王者カマル・ウスマン(ナイジェリア/UFC11勝0敗)と対戦予定だったギルバート・バーンズ(ブラジル/同級1位/UFC 12勝3敗)は新型コロナの感染により欠場になったと先日報道されたばかりだが、バーンズの代役としてホルヘ・マスヴィダル(アメリカ)に決まったと7月6日(日本時間)UFCオフィシャルツイッターで発表された。

渾身の左フックを叩き込むマスヴィダル(右)Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC

 王者ウスマンはレスリングで活躍した後、2012年にMMAでプロデビュー。2015年のUFC参戦からは現在まで10勝全勝と無敗。昨年3月に4度の防衛を果たしているタイロン・ウッドリー(アメリカ)とのタイトルマッチで王座を奪取。

 アフリカ人初のUFC王者となり、12月には5R、TKOで王座を防衛、今回が2度目の防衛戦となる。

 対するマスヴィダル(アメリカ)は日本の『戦極』にも出場した経験を持つベテラン。09年には戦極ライト級ワンマッチで北岡悟とも対戦しTKO勝利。

飛びヒザ蹴りで史上最短のKO勝利をしたマスヴィダル

 13年からUFCに参戦し、ライト級戦線でマイケル・キエーザやダロン・クルックシャンクといった実力者たちから白星を挙げてきた。15年からはウェルター級に階級を変更。17年3月から約1年半戦線から退いていたが、昨年3月の復帰戦でKO勝利、7月には飛び膝蹴りでUFC史上最速KOタイム”5秒”を記録、続く11月も3RでドクターストップによるTKO勝利を収め、現在3連勝中と勢いに乗っている。

【対戦カード】
▼ウェルター級タイトルマッチ 5分5ラウンド
カマル・ウスマン(王者/ナイジェリア)
vs
ホルヘ・マスヴィダル(アメリカ)

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