【UFC】元RIZIN王者プロハースカ、KO勝利も被弾の反省理由と次戦の意気込み
7月12日に開催された『UFC251』で、見事2RTKO勝利を納めた元RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(チェコ)。
RIZINでKOの山を築いたプロハースカは、世界最高峰の大舞台でも遺憾なく強打を発揮し、今大会で最も優れたパフォーマンスを見せた選手(2名)に贈られる”パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト”も受賞している。
しかし1Rには対戦相手であるヴォルカン・オーズデミア(UFCライトヘビー級7位)の打撃をもらい、腰が落ちかける場面もあった。
2Rに入ると力みが取れたか滑らかな動きを見せ、左インローから左ハイキックを立て続けにヒット。ダメージを見せたオーズデミアを追いかけ、右フックを直撃するとオーズデミアは腰から落ちてダウン、TKO勝利となった。
プロハースカは試合後に、ESPNの個別インタビューや記者会見で「自分のパフォーマンスにあまり満足していない。オーズデミアは僕にたくさんのパンチをくれたからね。多くのミスを犯してしまったと思う」と1Rで被弾した打撃について謙虚に反省する。
その理由として「オーズデミアのパンチに集中していなかったんだ。自分がパンチを打つこと、相手をノックアウトすることに集中しすぎていたと思う」と自分の攻撃のことだけ考えていたと語る。
KO勝利を飾った2Rについては「ローキックと同じ足からのハイキックが重要だった」と、勝負の分け目となった左ハイは狙っていたと言う。
はじめてのUFCの舞台は「少し緊張したが、心の動きのままに任せた。準備に入ると本能がオンになった」と語った。
今後については「ケージでの戦いに慣れるために、もう少し時間がいるかもしれない」とあくまで謙虚に答えながらも「僕にはタイトルを獲るという使命がある。だから早く戦いたい」と波に乗りたいとする。
現UFCライトヘビー級王者のジョン・ジョーンズについては「彼のことは尊敬しているし、ライトヘビー級のファイター皆を尊敬しているよ。いつ、誰が自分の相手になったとしても戦う。僕は自分の”芸術”を見せたいんだ」と意気込んだ。
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