【Krush】大岩龍矢、王者レオナに対し「“いつの間にか倒れていた”試合したい」
7月21日(火)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.115』のメインイベント[Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で、同級王者レオナ・ペタス(28=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)に挑戦する大岩龍矢(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTが公開練習を行った。
ミットに向かって、パンチ、蹴り、ヒザ蹴りをバランスよく繰り出していった大岩。今回の試合は、昨年12月のK-1名古屋大会でスタウロス・エグザコスティディスに勝利して以来、7カ月ぶりのリングだ。
王者・レオナは現在8連勝中、抜群の安定感を誇る。大岩はレオナについて「みんな分かってると思うんですけど、レオナ選手は普通に強い選手ですよね。特にここ最近は、ブレずに自分の戦いができている。8連勝していて自信もあるのかなと思います。選手は連勝すると自信が持てますから」と相手の強さを認める。
理想の勝ち方について「倒して勝つのはもちろんですけど、そんな簡単には倒れないと思うので『いつの間にか倒れていた』という試合をしたいです。そのための武器は磨きまくってます」と流れの中でKO勝利するつもりだ。
レオナは、大岩の盟友・武尊との対戦を熱望しており、今回のマッチメイクについてはレオナにとって”武尊戦への試金石”との見方もある。
大岩は「自分にも、そういう連絡がいろいろと来ますけど……正直、そこはどうとも思ってないです。自分のことしか考えてないし、興味ない。自分はレオナ選手のベルトを獲りたいだけなので、そこしか考えてないです。武尊どうこうとか、全然どうでもいいです」といつものマイペースを生かして戦う。
過去2度のタイトルマッチを経験している大岩だが、16年に-58kg王者・小澤海斗に挑戦し延長判定負け、18年にはスーパー・フェザー級王者・島野浩太朗に挑み延長判定負けと、いずれも惜敗で王座を逃している。今回は悲願の3度目だ。
大岩は「過去の経験から思うことは、ありすぎますよ。言葉では表せないぐらいの気持ちでずっといますけど、それは試合で見せるしかないです」と静かな闘志を燃やす。
さらに「僕はベルトを目指して名古屋から東京に出てきて、しかも3年で絶対にベルトを巻くと決めていたんですね。それで今までチャンスは2回あったけど、どちらもチャンスを逃してしまって。Krushのベルトは獲りたい獲りたいとずっと言ってきたベルトなので、想いはかなりあります。自分がベルトを巻いてる姿も毎日想像しているし、自分の中ではもうベルトを持ってると思ってます」とベルトへ懸ける執念は強いものがある。
実に3度目の正直。笑顔の下に隠す闘志がついに”アンチェイン”され、念願の戴冠を果たすのか。
●編集部オススメ
・レオナ・ペタス、武尊と同門の大岩龍矢を迎えV2戦「KOすれば武尊選手も黙っていないでしょう」
・【Krush】沸いた試合に初お目見えラウンドガールも興奮「久々にアドレナリン出た」
・レオナ・ペタス、村越優汰に圧巻のKO勝利で武尊戦をアピール「僕が一番強い」
・7.21試合順決定、メインは王者レオナ・ペタスvs大岩龍矢のタイトル戦、菅原美優ら出場の女子Tも
・武尊が「他団体とか関係ない大会を」と涙の訴え、魔裟斗「叶えてあげるのが大人の役目」(動画あり)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!