【RISE】王者・工藤政英が新技『令和』解禁か、NKB王者・髙橋亮はカウンターで勝負=7.19後楽園
7月19日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE140』でノンタイトル戦のワンマッチながら王者同士が対戦する、RISEフェザー級王者・工藤政英(28=新宿レフティージム)とNKBフェザー級王者・髙橋亮(24=真門ジム)がZoomインタビューに応じ、RISE公式YouTubeチャンネルにて公開された。
この両者の対戦は当初4月29日大会に予定されていた。しかし新型コロナウイルスの影響による大会中止を受け、試合も延期に。再予定された6月大会の中止を経て、この7月大会での実施が決定した。
RISE王者として迎え撃つ形となる工藤は、愛兎「グミ」とともにオンライン会見へ登場。「自粛期間中はずっとグミちゃんと一緒」と無邪気な笑顔を見せた工藤は「試合前は癒やされすぎて闘争本能がなくなっちゃう」と常に愛兎と共にいる弊害を説明、止む無くインタビューの翌週から他に預けると語った。
この自粛期間中は所属ジムである新宿レフティージムも閉鎖。ジム名物であるハードなラントレも休みになったため、ジム再開の6月までは自身で走り込み、筋トレ、公園でのシャドーといったメニューを組み立てたという。
満足なジムワークができずに「体力が落ちて大変だった」という悩みを持っていたが、その一方でYouTubeに多くアップされている筋トレ動画を大量に視聴し、徹底的なトレーニングによりパワーアップ。「ガラスのアゴから鉄の首」と打たれ強さが大幅にアップしたことを明かした。
対戦相手の髙橋について「(自身の得意武器とする)ジャブ・ボディ・ローは通用しないんじゃないかな」とやや後ろ向きな答えの工藤。今回の試合に自信が無いのかと思われたが「代わりのものを用意しています。新技『令和』を披露する時が来ました」と、まさかの新技発言が飛び出した。
具体的な技の内容は明かされなかったが「今までに無かった武器」と意表を突く技があることを匂わせた工藤。髙橋戦を大きく左右する武器である事は間違いないようだ。
ジム再開後からは同門の左の名手・秀樹とスパーリングをこなした工藤。師である浜川会長からは「自粛で溜まったストレスを爆発させろと指示が出ています」といい、心身ともに準備は万端の自信をのぞかせた。
一方の髙橋は現在4連勝中と好調。バンタム級からフェザー級に上げNKB二階級制覇を達成した髙橋は「階級を上げてから体の調子がいい」と現在が適正階級であることをアピールした。
自粛期間中は兄・一眞、弟・聖人と3兄弟でミットを持ち合ってトレーニングをしたという髙橋。大阪府豊中市にオープンした髙橋三兄弟がトレーナーを勤める「キックボクシング&フィットネス TRIANGLE」で十分なトレーニングを積めた様子を見せた。
今回がRISE初参戦となる髙橋は団体の印象に「一番大きい大会」と大会規模を挙げた。先に参戦している兄・一眞のセコンドについていたことで、大会の空気感は十分に理解しており「この中で試合できたら気持ちいいだろうな」と、当時から参戦をイメージしていたことを明かした。
初戦の相手がいきなり王者・工藤となったことを受け「工藤選手がホームのRISEのリングで、そう簡単には倒れてくれない。しんどい試合は覚悟している」と根性勝負に持ち込む構え。工藤の三種の神器であるジャブ・ボディ・ローには「合わせるカウンターを用意しています」と対策は万全のようだ。
インタビューの終盤には兄と弟も参加し、三兄弟揃い踏みとなった。一眞は「KO勝ちを期待していますが、工藤選手が相手なので楽には行かないと思ってる。ドロドロでもいいので勝って欲しい」と勝利を祈念。セコンドに付く聖人も「しっかりサポートするので勝って欲しい」と、チームワークで兄・亮の勝利に全力を尽くす構えを見せた。
前回の試合から約10ヶ月、国内では1年ぶり、さらに日本人相手は約2年ぶりという工藤に対し、試合は半年ぶりながらヒジ無しルールが初めてという髙橋。コロナ禍中の挑戦とも言えるこの一戦を勝ち取るのは、果たしてRISEとNKB、どちらの王者か。
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