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【Krush】レオナ・ペタス、武尊に「勝てると思っている」頂上決戦に向け意気込み

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2020/07/22(水)UP

Krushスーパー・フェザー級王座の防衛に成功したレオナ(C)K-1

 7月21日(火)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.115』の一夜明け会見が、22日(水)都内にて行われた。

 昨日のメインイベント[Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ 3分3R・延長1R]で大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を判定3-0で下して、2度目の防衛に成功したレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)が会見に出席した。

 試合では、圧力をかける大岩に対して、的確にパンチをヒットさせてペースを握って判定勝利した。試合を振り返って「自分に与えた課題をこなそうとしすぎて、それがうまくいかずに玄人好みの、一般のお客さんに分かりにくい試合をしてしまった。ちょっと反省しています」という。

強烈なパンチを振るうレオナ(右)

 レオナのセコンドには、次回のKrushで木村ミノルが返上したベルトを争うトーナメントに出場する弟・加藤虎於奈(こおな)が付いていた。虎於奈は、自身のSNSで「いつも大事な所でコケるから今回は倒しに行かなくていい、まずは手堅く勝てって試合前に伝えていたのは自分です」とその真意を語っている。

 試合前の作戦では「あえてプレッシャーをかけないで、ロープとかコーナーに詰めさせて、そこでさばいて倒そうと思っていた」というが、「大岩選手は打たれ強くて、絶対倒した感覚のパンチもあったけど、倒しきれませんでした」と、頑丈な大岩相手に、判定まで持ち込まれてしまった。

試合後には武尊が現れて、レオナに「やろうぜ」とコメント

 試合後には、K-1王者・武尊に対して改めて対戦をアピールしたところ、武尊がリングに上がり「やろうぜ」と対戦を承諾した。それについて、レオナは「周りは凄い反響がありまたね。普段全然連絡が来ない人からも連絡が来たりとか結構あったんで、武尊選手凄いなって、率直に思いました」という。

 今回の試合からレオナは、普段と調整の仕方を変えて試合に挑んだ。「それがしっかりと出来てなかったんで。それをしっかりできるようにすれば(武尊に)勝てると思っているので、試合までにはしっかりと完成させたい」と現在は未完成だが、大一番までに仕上げていくつもりだ。

武尊と接戦を演じた村越を今年の3月にはKOしているレオナ(左)

 レオナにとって、武尊との対戦が実現しタイトルマッチとなれば、念願のK-1のベルト獲得が実現する。「昨日の試合で9連勝して、道のりは凄い長かったなって思ったんですけど、やっと実力でたどり着けたので、しっかり勝ちたいなと思います」と意気込む。

 ファンには「昨日はお忙しい中、わざわざ応援に来てくださり、ありがとうございました。昨日マイクで武尊選手に『やりましょう』と言ったところ、『やろうぜ』という返事をいただいたので、次の試合を楽しみにしていてください」とメッセージを送る。

左のパンチ一撃で、小宮山工介をKOするレオナ(左)

 最後に「僕と来月Krushでウェルター級の王座決定トーナメントに出場する弟が所属しているLARA TOKYOさんがコロナの影響もありまして、ちょっと経営が厳しくて、今日からクラウドファウンディングをやるので、もし良かったら弟がKrushチャンピオン、僕がK-1チャンピオンになるために皆さんのお力を少しでもお借りできたらありがたいです。これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

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