【レベルス】ぱんちゃんとMISAKI、共に太く隆起した上腕にKO決着の予感
8月30日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.65』の記者会見が7月13日、都内にて行われた。
本大会は2つのタイトルマッチがダブルメインイベントに据えられている。そのひとつとして開催される「【創世のタイガ presents】REBELS-BLACK 女子46kg級 初代王座決定戦 3分3回戦(延長1R)」に出場する、ぱんちゃん璃奈(26=STRUGGLE)とMISAKI(24=TEAM FOREST)が記者会見に臨み、試合へ向けての意気込みを語った。
この一戦は当初4月24日に予定されていた。新型コロナウイルスの影響により5月10日大会に順延となったが、この大会もさらに延期に。4ヶ月越しの紆余曲折を経て8月30日大会のダブルメインイベントの一戦として決定した。
ぱんちゃんは「(試合が)延びたおかげでパワーアップできたので、4月5月よりも勝率が上がっています」と自粛期間のトレーニング成果に自信を見せた。
昨年2月にプロデビューを果たし、約1年半でタイトルマッチにたどり着いたぱんちゃん。7戦全勝という華々しい戦績で注目を浴びてきたが「こんな自分でいいのかなと思ってました」と、当初は自信を持てなかったとのこと。しかし現在は「この1年で成長させてもらった」と、積み上げた練習と試合の結果に自信を見せた。
対するMISAKIは2017年7月にJ-GIRLSミニフライ級のベルトを獲得したものの、シュートボクシング王座獲得は失敗。さらに、筋断裂による長期戦線離脱と辛酸をなめたが、改めて2本目のベルトに手を掛けるチャンスを目の前に迎えた。
MISAKIは「4月から試合が延びてしまい、やらないのかなと思った時もあります」と、新型コロナウイルスの影響で延期された試合に不安を抱えた時期もあたという。しかし試合決定を受け「決まってうれしいです」と奮起。改めてタイトル獲得のチャンスに気持ちを引き締めた。
試合の対策を問われると、ぱんちゃんは「MISAKI選手は猪突猛進タイプなので私もパワーで勝ちたいと思っていましたが、会長はテクニックで勝てると。パワーもスピードも上がってますが、頭を回転させる練習をしています」と戦術とテクニックでMISAKIを封じ込める構えを見せた。
対するMISAKIも「森谷(吉博SB協会統括本部長)さんから技術が無さ過ぎると心配されてきたので、テクニックをつける練習を少しずつしています。下がらずに勝つ点は(ぱんちゃんに)勝ってる部分なので、見ていて気持ちがいい試合を見せつつも、技術をつけたなと評価してもらえる試合をしたい」と、こちらも技術戦の予告を宣言した。
一方で会見場で注目を集めたのは、ノースリーブからのぞく両者の腕。双方ともまるで男子選手と見間違うばかりに隆起させた筋肉を披露していた。
お互いの筋肉の感想を問われると、ぱんちゃんは「MISAKI選手もパワフルだと思うけど、3年間、週5で鍛えているので負けない」と先制パンチ。対するMISAKIも「ぱんちゃん選手もいい腕をしていると思うけど、私も苦しい練習をしているので試合で見てもらいたい」と応戦を見せ、技術戦だけでなく、パワーの応酬となる展開も期待させた。
なお、このタイトルマッチは漫画家・森恒二氏が「イブニング」にて連載中の『創世のタイガ』の冠試合。森氏は「今女子キックのレベルも注目度も高く、その中でもこの両選手は華やかであり、レベルも高い。歴史あるレベルスの初代女王ということであれば、このふたりがふさわしい」とハイレベルな一戦の実現に期待を寄せた。
果たしてぱんちゃんが勢いのままに初タイトルを奪取するか、MISAKIが3年ぶり2本目のベルトを腰に巻くか。期待が集まる一戦が迫る。
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