【Road to ONE】“野生獣”手塚裕之が”ビースト”なアフリカ王者と対決、今成正和vs根津優太も決定
9月10日(木)に東京・渋谷のShibuya O-EASTで開催される、『Road to ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT』の追加対戦カードが決定した。
パンクラスウェルター級王者・手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場)が参戦。南アフリカのMMA団体”EFC”で王者経験のある、グンター・カルンダ(コンゴ)と対決する。ウェルター級の一戦となる。
手塚はパンクラスでの勝利7勝のうち5勝が打撃によるKOというハードヒッター。デビュー前にアメリカ・オレゴン州のジムに単身渡り、3年間現地で活動していた逆輸入ファイターだ。
19年6月に高木健太を下しウェルター級暫定王座を獲得、同年10月のONE両国大会での修斗vsパンクラスの対抗戦への出場権を勝ち取ると、そのONE両国大会で修斗世界ウェルター級王者のエルナニ・ペルペトゥオに打撃で優位に立ち、判定勝利してみせた。
実家の農家を手伝いながら、軽トラックを押す、田んぼを走る、川を流れと逆に泳ぐといった昭和な特訓を積んで「生物レベルで強くなる」ことを目標に掲げている”野生獣”ファイターとして人気だ。
対するカルンダは、アフリカ最大のMMA団体『EFCワールドワイド』で5連勝、18年にウェルター級王座に就いた。19年4月のONEウォリアーシリーズではKO負けしてしまったが、6月にはTKO勝利を収めている。
現在は日本国内で練習を積んでおり、カルンダによると「兄弟とだけ練習している状況だったので、より良い生活、練習環境を求めて日本へ来ました」とのことだ。
IDに”ザ・ビースト”と冠しているSNSでは、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥も所属する大橋ボクシングジムで、打撃練習に精を出す姿が多く投稿されている。また8月10日のRIZINにキックボクシングルールで出場した、同じコンゴ出身のルクク・ダリのスパーリングパートナーも務めていたようだ。
手塚はコメントで「相手はアフリカの王者ということですが、インパクトのあるKOで私が勝ちます。どちらが本物のビーストか!?お楽しみに!」と意気込む。
一方のカルンダも 「手塚選手は野獣と呼ばれているようですが、本物のBeastは一体どちらでしょうか?アフリカでBeast達としのぎを削って来たのは私です。誰が本物のBeastなのかを今回分からせて差し上げますので、日本の皆さま見届けて下さい」と、どちらも”真のビースト”の称号を懸け対決に臨む。
また、”足関十段”今成正和(今成柔術)がバンタム級の一戦で、第4代修斗環太平洋フェザー級王者・根津優太(&MOSH)と戦う。バンタム級の一戦(5分3R)。
今成は“足関十段”の異名を持つ足関節技の達人。DEEPで2階級制覇を達成し、ONEには2012年3月に初参戦した。直近のONE2戦では、いずれも1R関節技で秒殺フィニッシュしており、達人技は健在だ。
コメントでも「健康に気をつけて、極めて勝ちます」とシンプルな勝利宣言。
根津は強烈なローキックを武器とするストライカーで、14年に修斗環太平洋フェザー級王座を獲得。修斗で連勝していたが、約3年の間、韓国のMMA団体『ROAD FC』に参戦し世界の強豪と渡り合った。18年に修斗へ復帰後、魚井フルスイングらに3連勝していたが昨年11月、倉本一真のジャーマン8連発にTKO負けを喫した。
コメントでは「まさか、やるとは思っていなかった今成選手」としており、得意の打撃で寝技の名人相手に再起を飾れるか。
<対戦決定カード>
▼総合格闘技 ウェルター級 5分3R
手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場)
vs
グンター・カルンダ(コンゴ/タップアウト・アカデミー)
▼総合格闘技 バンタム級 5分3R
今成正和(今成柔術)
vs
根津優太(&MOSH)
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