【K-1】矢沢永吉を理想とする安保瑠輝也、挑戦者・山崎との再戦は「次のステージへの踏み台」
9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館第1競技場)にて開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』に出場するスーパーライト級王者の安保瑠輝也(24=team ALL-WIN)が、大阪市内の所属ジムにて公開練習を行った。
安保は[K-1 WORLD GPスーパーライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者の山崎秀晃(33=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と、今年3月の不可思戦に続く3度目の防衛戦に挑む。安保と山崎の両者は一昨年末に同じ大阪で大激闘し、安保がTKO勝利。ダウンの応酬となったこの試合は年間ベストバウトに選ばれている。
安保はこの日の公開練習で、同大会のプレリミナリーファイトに出場する永井卓海とスパーリング。得意の飛びヒザ蹴りや左ミドルキックを中心に、ボクシングジムで磨いたパンチも披露した。
今回の防衛戦に向けてボクシング強化に努めている安保は「自分は無駄な力みがあったんですけど、最近はそれもなくなってきた」と、自分の技術に対する自信の大きさを伺わせた。
また、自身のSNSで公開している日々繰り広げられている実践さながらの“ガチスパー”について「うちのプロのスパーリングはみんな壊し合い。10回やったら、ペチペチやるのは2回くらいで、あとの8回は壊し合い。それでもうちの選手で壊れた選手はいない。そこで生き残ってきた選手たちだからALL-WINの選手は強いです」と、日々の練習から“サバイバル”を強いられる環境に満足している様子だ。
「男としては2回同じ相手には負けられない」と雪辱を誓う33歳の山崎については、「2年前の僕に負けている選手。山崎選手は2年前から衰退、もしくは停滞している選手で、逆に僕はまだ24歳、どんどん伸びている実感がある。別に舐めているわけではなくて、自分の力を出せば勝てるのは当たり前。次のステージに進むための踏み台にしてやろうと思います」と、眼中にない。
日本の音楽界を代表するロックミュージシャンの矢沢永吉に憧れ、自分の理想のヒーロー像を目指す安保は「まっすぐなヒーローじゃないけど、言いたいことはズバッと言う。そうやって芯を通しながら、自分の中のヒーローでありたいと思う。僕は矢沢永吉さんが好きなんで、矢沢さんみたいな濃いおじさんになりたいです」と語る。
そして「自分のストーリーを作っていく上で(今回の試合は)絶対に負けられない。僕も山崎選手も絶対に負けられない。前回を超えられるかどうかは分からないが、絶対に熱い試合になると思います」と、激闘の再現を予告した。
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