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【K-1】篠原悠人、強敵・卜部功也に「リスペクトを込めてぶっ倒す」とKO宣言

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2020/08/31(月)UP

公開練習でミット打ちを披露する篠原(C)K-1

 9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」に出場し、卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST )と対戦する篠原悠人(DURGA)が公開練習を行った。

 篠原は18年12月のK-1大阪大会から階級を落とし、ライト級世界最強決定トーナメント1回戦でゴンナパー・ウィラサクレックをKOする番狂わせを起こした。今年6月にはKrushライト級タイトルマッチで王者ゴンナパーに挑むも、判定で敗れてKrush二階級制覇はならず。今回は地元大阪で強敵との対戦を迎える。

 前戦となったゴンナパーとのタイトルマッチは「色々対策していました。でもゴンナパー選手のガードが固くて、強引にでもパンチの展開に持って行くことができなかった。試合の中で対応できたらよかったんですけど、その部分が自分には足りてなかったですね」と分析している。

篠原がミドルキックを叩き込む(C)K-1

 試合直後、篠原は「“頑張ります”とすぐに言えない」と大きく落胆した様子を見せていたが、卜部との試合が決まって、モチベーションが上がっている。「あまり自分の中では想定していないオファーでした。でもこうして試合がすぐに決まって、ここで勝てばでかいので、いい勝ち方をすればゴンナパー戦の負けを払拭できる。そう気持ちを切り替えて練習しています」という。

 練習の拠点である正道会館以外でも練習を行っている篠原は、同じ大阪出身の近藤魁成とも練習を共にしている。対人練習をあまり行わないという篠原だが、近藤との練習は主にマススパーリングが中心で、実践に近いトレーニングを積むことができている。

会見で卜部(左)と対面した篠原(C)K-1

 卜部は“アンタッチャブル”の異名を持つほど、卓越したテクニックが武器だ。その武器に警戒しつつ「もともと功也選手は60kg(スーパー・フェザー級)から階級を上げてきて、逆に僕は65kg(スーパー・ライト級)から階級を下げてきた。今まで自分がやってきた選手とはスピードが違うだろう」と、速度の面でも注意して、この試合に挑む。

「きっと下馬評でも知名度でも卜部選手には負けているし、僕が負けると思っている人も多い」と戦前の予想では、不利との認識だが、「2年前の大阪でゴンナパーと初めてやった時もそうなんですけど、周りの予想を覆して、いい意味で期待を裏切りたい。しっかりリスペクトを込めて、思いっきりぶっ倒したいと思います」と、闘志を燃やした。
 篠原は、地元の関西で卜部を相手にどのような試合を見せるか。

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