【UFC】2階級制覇のダニエル・コーミエが正式引退「これ以上戦うつもりはない、今が潮時だ」
元UFCヘビー級&ライトヘビー級王者のダニエル・コーミエ(41=アメリカ)が正式に引退したことを明らかにした。
コーミエは8月31日放送のESPNの番組「DC&HELWANI」に出演。「これ以上戦うつもりはない。ドアを閉める様な気持ちだ。終わったんだ。悲しい気持ちはないが、これからトレーニングキャンプやファイトがないと考えると寂しい。しかし、今が潮時だ」とコメント。これまで長く現役を続けてきたのは王者になるためだったとし、それを実現するには41歳の年齢で既に限界に達したと、引退の理由を説明した。
アマチュアレスリングで数々の成績を残したコーミエは30歳にして総合格闘技デビュー。ストライクフォースでアントニオ・シウバやジョシュ・バーネットなど強豪を次々と倒し、34歳で無敗のままUFCデビューした。
以降、15年ジョン・ジョーンズのライトヘビー級王座に挑戦し判定負けしたが、それからは無敗のままライトヘビー級、ヘビー級と二階級を同時戴冠した(17年にジョーンズにKO負けで王座陥落も、ジョーンズは禁止薬物で失格しコーミエが再び王座に就いた)。
そのオールラウンダーな強さ以外にも、ライトヘビー級でのジョーンズとのライバル関係やヘビー級王者スティーぺ・ミオシッチ(37=アメリカ)との因縁で注目され、8月16日開催の『UFC 252』でミオシッチにタイトル挑戦したが、判定3-0で敗北した。
現役選手ながら、MMA解説者としても高い評価を受けており、引退後は解説者やコーチ業で活躍する事が早くも期待されている。
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