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【NJKF】二冠王・鈴木翔也vsJKA王者・永澤サムエル聖光、WBCムエタイ日本王座戦へ意気込み

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2020/09/07(月)UP

NJKF二冠王・鈴木(左)とJKA王者・永澤(右)がWBC王座を争う

 9月12日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2020 3rd』。本大会のトリプルメインイベントのひとつ[WBCムエタイ日本統一ライト級王座決定戦]に出場する鈴木翔也(33=OGUNI)、 永澤サムエル聖光(30=ビクトリー)のインタビューが主催者を通じ届いた。

 鈴木は現NJKFライト級王者にして、NJKFスーパーフェザー級も制していた二階級制覇王者。かねてより目標と公言していたWBC日本統一王座への挑戦を迎えた。

 今回、約10ヶ月ぶりの試合に挑む鈴木は「試合できるのありがたいなーと。試合を組んでいただくこともそうですし、来場していただく方にも、指導してくれたコーチにも感謝」と、久しぶりの試合の実現に関わる多くの人々への感謝を口にした。

アグレッシブに攻める鈴木のミドル

 前回の試合は昨年11月『聖域』での一戦。聖域統一ライト級王者TAaaaCHAN(PCK連闘会)に、1R早々ヒジでカットを奪われ、2R開始と同時にTKO負けの裁定が下された。敗戦当日には自身のSNSで「こういう負け方もあるんだな。勉強になった」と綴った。

 今、改めて当時を振り返り「長期戦で考えすぎてて、1Rにパッカン切られてしまった。課題は1Rから気を抜かないことと、相手以上にエンジン全開で行くこと」と、自らの持ち味のアグレッシブさに加えた課題も見つけたという。

 今回ベルトを奪取できれば三冠目となる鈴木。「ベルトは何本あってもいいですね。ベルト大好きです。WBCは団体(NJKF)の上位互換とみられていると思うので、ここでキッチリ獲りたい」と、事実上のNJKFライト級の頂点を極める構え。永澤との勝敗予想は「2-1の5R判定勝ちです」と言うとおり、どんな結果でも勝利をもぎ取る構えを見せた。

 対する永澤はパワフルなパンチとヒジを使うパワーヒッター。昨年6月には雅駿介(PHOENIX)に敗れスック・ワンキントーン ライト級王座を逃し、同8月にはジャパンキック(JKA)ライト級王座決定戦当日に脱水症状を起こしドクターストップ。立て続けに王座奪取のチャンスを逃していたが、今年1月にジャパンキックライト級王座決定戦に再挑戦。興之介(治政館)をTKOで下し悲願の初戴冠を果たした。

ハードパンチとテクニックを共存させる永澤の縦ヒジ

 今回はその1月以来の試合となる。新型コロナウイルスの影響でままならなかった練習期間を振り返り「試合が出来ることに感謝しています。早く試合がしたいです」と2本目のベルト奪取への意欲を見せた。

 対戦相手の鈴木の印象は「細かいパンチのコンビネーションを使ってくる」と、手数重視のテクニシャンと分析する。そんなNJKFのベルトを2本巻いた強豪を相手に「いつも通りやるだけ」と平常心。鈴木のホームであるNJKFのファンに向け「当日は僕の技の一撃に注目してください」とKOを予感させるコメントを残した。

 永澤が強烈パンチで二冠を達成するか、鈴木がホームの地の利を活かし三冠王に輝くか、先の読めない一戦となるだろう。

<対戦カード>
▼WBCムエタイ日本統一ライト級王座決定戦 3分5R
鈴木翔也(OGUNI/NJKFライト級王者)
vs
永澤サムエル聖光(ビクトリー/JKA日本ライト級王者)

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