【NJKF】WBCムエタイ日本王座に挑む一航、兄が下した岩浪悠弥に勝利し兄弟同時戴冠目指す
9月12日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2020 3rd』。本大会のトリプルメインイベントのひとつ、WBCムエタイ日本統一バンタム級王座決定戦 3分5Rに出場する岩浪悠弥(橋本道場)、一航(新興ムエタイ)のインタビューが主催者を通じ届いた。
岩浪は昨年7月にINNOVATIONスーパーバンタム級王座を獲得し、史上初の同団体三階級制覇を成し遂げた。同年12月にはLPNJ&ムエタイオープンバンタム級王座統一戦で壱・センチャイジムを1RKOで下し、同階級トップクラスの実力を証明した。
岩浪は同年9月にNJKFで開催されたS1ジャパントーナメント出場。一回戦で一航の兄・大田拓真に判定で敗れている。当時を振り返ると岩浪は「本来のバンタム級よりも少し重い55kgで試合をさせていただいて、減量で苦しむこともなく全て出し切りました。自分が55kgでどこまで通用するかわかった試合でした」と、スッキリした気持ちで結果を受け入れたという。
その大田拓真と弟である一航の違いは「荒々しく攻めるところもある」と、一航はアグレッシブなスタイルの持ち主だと分析。岩浪は自身の持ち味について”相手の良さを消すところ”と自負しているが、一航は「良さを消されてから強い選手」と、相性の悪さもあると感じているようだ。
その相性の悪さを踏まえ、岩浪は「戦いが楽しみです!」と豪語。コロナ禍中での試合となるこの一戦に「こんな状況下だからこそ熱い試合をお見せします」とファンに熱戦を約束した。
対する一航は兄譲りの美しい蹴り技を武器に、昨年4月にWMCムエタイ日本バンタム級王座を獲得。続く11月にはNJKF同級王座を獲得し、高校生二冠王者を達成した。
岩浪と兄の対戦を見ていたという一航は「とてもハイレベルで、見ている間は緊張が止まらなかった」と、多くの刺激を受けた模様。兄に敗れはしたものの、階級トップクラスの試合巧者である岩浪相手に「岩浪選手のペースに飲まれないよう、自分のペースでしっかり戦います」と自らのスタイルを貫く構えを見せた。
同日には兄もWBCムエタイ日本統一フェザー級王座の防衛戦に出場。一航は「必ず兄弟でベルトを巻きます」と、力強く兄弟同時WBC王者の実現を誓っている。
<対戦カード>
▼トリプルメインⅢ WBCムエタイ日本統一バンタム級王座決定戦 3分5R
岩浪悠弥 (橋本道場/INNOVATIONバンタム級王者/WBCムエタイ日本同級2位)
vs
一航 (新興ムエタイ/NJKFバンタム級王者/WBCムエタイ日本同級4位)
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