【ボクシング】元世界王者の高山勝成が4年ぶりプロ復帰「やり残したことがある」世界ランカー小西伶弥と対戦へ
元世界4団体制覇王者の高山勝成(36=寝屋川石田)が9日、兵庫県三田市の大成ジムでの記者会見でプロ復帰を発表した。
11月23日(祝・月)兵庫県・三田市総合文化センター郷の音ホールにて行われる大成ジムの興行で[ライトフライ級6回戦]で4年3ヶ月ぶりにプロのリングに上がる。相手は元日本ミニマム級王者で現在IBF世界8位、WBC世界12位の小西伶弥(26=サンライズ)。
会見に出席した高山は「コロナ禍の中選手たちは限られた中で練習をしています。11月23日、勝たないと次につながらないのでしっかり練習して勝ちたいと思います」と意気込んだ。対戦相手については「元日本王者ですし、世界戦も経験しているキャリアがある前に来るファイターだと思います。こちらもキャリアはあるのでしっかり対応したい」と語った。
小西はフルコン空手出身のアグレッシブファイター。ボディブローを得意とする。
17年4月に日本ミニマム級王座を獲得すると18年3月のWBA世界ライトフライ級王座決定戦ではカルロス・カニサレス(ベネズエラ)に、19年5月のIBF世界ライトフライ級タイトルマッチでは王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア )にそれぞれ一歩届かず判定負けを喫しているが、高山の復帰戦に相応しい強豪だ。
高山は16年8月にWBOミニマム級王座決定戦で勝利し王座に就くも引退。東京オリンピック出場を目指してアマチュア選手として予選を戦ったが昨年敗退した。去就が注目されていたがプロ復帰を宣言。「まだ、プロでやり残したことがある」と更なる高みを目指す。(取材・写真 植田洋介)
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