【ボクシング】五輪目指した元プロ世界王者・高山勝成、予選敗退で引退へ
8月31日(土)、岐阜県の岐阜工業高校内で行われたWBA、WBC、IBF、WBOの元プロボクシング世界ミニマム級王者、高山勝成(名古屋産業大学)の「2019年全日本選手権・東海ブロック予選」のフライ級1回戦は、3対0の判定で相手の宇津輝(日本大学)が勝利した。
先月、この愛知予選を通過した高山に対して、宇津は三重県の代表。名門、日大ボクシング部で練習する左ボクサーファイターだ。
判定ではジャッジ3者からそろって29対28で支持され、大物に競り勝った宇津は「高山選手のことはテレビで観ていた。いざ向き合ったら、強い圧力と気持ちを感じた。その影響で後半失速してしまったので、判定はわからないと思っていた。明日の決勝に勝たなければ本戦にいけないので気は抜けないが、ひとまず貴重な経験になった」と感慨深そうだった。
一方の高山は詰めかけた報道陣に、選手登録前から応援してくれた支持者への感謝を示し、今後の活動に関しては「これでひと区切り」とコメント。教員を目指す意向を示唆した。
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