【K-1】江川優生、王者として初戦の計量パス、対する椿原龍矢「最強の選手を倒して僕が最強になる」
9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~』の前日計量・記者会見が、21日大阪市内にて行われた。
セミファイナル[第10試合/スーパーファイト/-58kg契約/3分3R・延長1R・延長1R]で対戦する、K-1 WORLD GPフェザー級王者・江川優生(POWER OF DREAM)と、椿原龍矢(月心会チーム侍)が計量に臨み、江川が58.0kg、椿原が57.8kgで共にパスした。
江川はシャープなボクシングテクニックを武器とし、19年11月のフェザー級王座決定トーナメントでは3試合連続1RKOという快挙でベルトを腰に巻いた。今年3月の『K’FESTA.3』で王者としての初戦を迎える予定だったがケガで欠場。約10ヶ月ぶりのリングを9月大阪大会で迎えることとなった。
椿原は大阪の月心会に所属し、抜群のテクニックとタイミングから放たれるハイキックで、今年7月には江川優生に勝利した実績を持つ桝本翔也から失神KO勝利を収め、今回のチャンスを得た。
「明日は僕の格闘技人生の中で最強の対戦相手なので、その最強の選手を倒して僕が最強になってやろうと思っています」と話す椿原。向かうところ敵なし、絶好調の江川を相手に「僕も絶好調の挑戦者だと思う。対策もしっかりしている。しっかり勝ちにいきます。『番狂わせと言ったら椿原やな』って言わせるような試合をしようと思っているので明日楽しみにしていてください」と、意気込みを語った。
迎え撃つ江川は、椿原とは対照的に落ち着いた雰囲気で、意気込みを聞かれると「久々の試合なのでワクワクしています。頑張ります」と言葉数少なく相手を牽制するような緊張感が漂う。王座獲得後、初めての試合になるが「こうしてチャンピオンとして初陣になるんですけど、初が敵陣ということで。その大阪の会場を江川の色に染めようと思っています」と、淡々とした様子で話した。「相手がどうこうというより自分のことしか考えていない」と、K-1を背負うと覚悟した江川の王者初戦に期待が高まる。
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