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新日本キックがクラファン開始、江幡睦「戦うリングがあるからこそ続けられる。夢と未来を繋ぐため支援を」

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2020/08/21(金)UP

選手や大会実施支援のクラウドファンディングプロジェクト「新日本キックボクシング協会の挑戦 -Save the Kick-」

 8月21日(金)、新日本キックボクシング協会(以下、新日本キック)が、コロナ禍の影響を受けている選手の環境整備と安全な大会実施を目的に、クラウドファンディングを開始した。

 日本最大級のクラウドファンディングサイト「Makuake」にて実施中のプロジェクト名は「新日本キックボクシング協会の挑戦 -Save the Kick-」。協会発表によれば、コロナ禍によって大きなダメージを受けたキックボクシング文化、そして自粛期間中に試合に出ることのできなかった多くの選手達を守り、キックボクシングの火を絶やさないため今回の実施を決めたという。

新日本キックボクシング協会のエース・江幡兄弟(左から睦、塁)

 支援金は、選手が経済的に安心して練習できるような環境を整備し、安全な大会運営のために活用。新型コロナウイルスの影響を受け、今年2月2日の大会を最後に主催大会を実施していなかったが、9月27日(日)7ヶ月ぶりに後楽園ホールにて有観客形式の興行「TITANS NEOS 27」の開催が決定しており、そのコロナ対策費として支援金の一部が充てられる。

 新日本キックのエースの一人で、WKBA(世界キックボクシング協会)世界バンタム級王者の江幡睦は、プロジェクトのサイトで掲載されている動画メッセージで「このコロナの影響で3つの後楽園ホール大会が中止になりました。新日本キックボクシングの長い歴史の中でもこんな事態は初めてだと思います。僕たち選手は戦うリングがあるからこそ、夢をつないで、このキックボクシングという競技を続けてこれています。選手たちが今、戦う場所を失っています。選手たちが夢をつなぐ場所、そして、新日本キックボクシングの未来をつなぐために皆さんの支援が必要です」と、ファンのサポートを訴えた。

江幡兄弟、重森陽太ら新日本キックボクシング協会所属の選手たち

 また、伊原信一会長もメッセージ動画の中で「今、このコロナの問題で選手は本当に大変な思いをしております。皆さんも大変な思いをしていると思いますけれども、どうぞ、選手に夢と希望を与えてください。助けてやってください!お願いします」と深々と頭を下げた。

 このクラウドファンディングのプロジェクトは、8月21日(金)10時より公開、31日間実施される。目標金額は300万円。オリジナルマスク、各選手のオリジナルTシャツ&サイン、お宝Tシャツセット、新日本キック所属選手とのZoom交流会など、支援金の額に応じて様々な返礼品が用意されている。

■新日本キックボクシング協会の挑戦 -Save the Kick-https://www.makuake.com/project/save-the-kick/

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