【ONE】10.30メガイベント開催決定、ミャンマー国民的英雄ンサンら世界戦4試合、青木真也ら日本人参戦にも期待

2020/10/07（水）UP
（最終更新：2020/10/07 12:56）

　アジア最大級の格闘技団体、ONEチャンピオンシップ（以下、ONE）のチャトリ・シットヨートン会長兼CEOが、10月6日に電話会議による記者会見を行い、10月30日（金）にメガイベント『ONE: INSIDE THE MATRIX』を開催することを正式に発表した。場所の正式発表はないがはONEの本部があるシンガポールが濃厚と見られている。

　チャトリ代表は前日に自身のSNSで本大会での世界タイトルマッチ4試合の実施を既に発表していたが、改めて今回の会見で実施に向けての準備が進んでいる事を報告した。発表された世界王座戦は以下の4試合。

▼ONE世界ミドル級タイトルマッチ
アウンラ・ンサン（ミャンマー/王者）
vs
ライニア・デ・リダー（オランダ/挑戦者）

▼ONE世界ライト級タイトルマッチ
クリスチャン・リー（シンガポール/王者）
vs
ユーリ・ラピクス（モルドバ/挑戦者）

▼ONE世界フェザー級タイトルマッチ
マーティン・ニューイェン（ベトナム・オーストラリア/王者）
vs
タン・リー（米国/挑戦者）

▼ONE世界女子ストロー級タイトルマッチ
ション・ジンナン（中国/王者）
vs
ティファニー・テオ（シンガポール/挑戦者）

　本大会はまた、世界戦ではないが、フィリピンMMAのパイオニア的存在のエドゥアルド・フォラヤンが、アントニオ・カルーソ（オーストラリア）と対戦することも発表された。

　さらに、このメガイベントの最も気になるところは、日本人選手の参戦があるのか否か。先月10日に東京・渋谷で開催された『Road to ONE 3rd: TOKYO FIGHT NIGHT』で江藤公洋を完封し、大きな存在感を見せた青木真也、ライバル・内藤のび太を下しストロー級日本人頂上対決を制した猿田洋祐、注目が集まる日本人新世代エースの若松佑弥や平田樹など、コロナ再開からのメガイベント第一弾で、彼らの勇姿を見ることができるのか、期待したい。

　そのほか、先日に発表された女子アトム級ワールド・グランプリは来年1月に開幕する見通しで、その後、トーナメント優勝者と現アトム級王者アンジェラ・リー（シンガポール）の直接対決も計画していると追加発表された。
　アンジェラは先日に第一子を妊娠し、出産予定日が来年の4月21日と発表しているため、注目の“王者対決”は来秋あたりになることが予想される。

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