【K-1】怪物・野杁正明がKO勝利に飢える「会場が凍り付くKO」を予告
11月3日(火・祝)福岡国際センターで開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』に出場する、第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・野杁正明(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が公開練習を行った。
野杁はFIGHT DRAGON -70kg王者ヴィトー・トファネリ(34=ブラジリアンタイ/闘英館)と対戦する。
ミット打ちではパンチ、ミドル、ヒザ蹴りを披露した野杁は「スパーもいい手応えを感じてますし、ミットでも充実した練習ができてます。次の試合では進化した姿が見せられると思います」と好調をアピールした。
2017年8月から5連続KO勝利していた野杁だが、現在3連勝中も直近2戦は判定勝利が続いた。野杁は「ここ2戦、海外の強豪と当たってダウン一つ取れず判定続きだったので、なぜそうなったのかをトレーナー陣と相談しながら、そこを重点的に練習してきました」という。
今回変わった点は、「一番大きいのは打ち方ですかね。自分のスタイルは貫きつつ、新しい打ち方をミックスする感じで、より攻撃的になった感じです。最近は待ちのスタイルが多かったんですけど、以前は自分からどんどん攻めてたので、そこを思い出すというか。戻すというよりは、昔以上の自分を手に入れつつあるのかなという感じです」と、攻撃型のスタイルに磨きをかけているという。
今回の対戦相手となるヴィトー・トファネリは、K-1初参戦のブラジル王者。「頑丈だし、基本的にパンチでも蹴りでも何でもできるオールラウンダー。トータルで圧勝するのはもちろん、今回は『倒し切る』ことが僕の中での課題です。倒さないといけない相手かなと思います」と、改めてKO宣言。
「ウェルター級に上げてからもKOはしていて、相手に対してパワー負けとかも感じてないですし、倒すのは最低条件だと思うので。ただ判定で勝って喜んでるようじゃチャンピオンになる器じゃないと思うし、倒すことにはこだわり続けたいなと思ってます」と続けた。
倒すという点では、ジムの先輩でもある山崎秀晃の大阪での戴冠劇に、野杁も大いに刺激を受けたという。「(卜部)功也君のセコンドで同行していたので控室で見ていましたが、感慨深かったですね。直接試合もしてますし、今は同じジムで、プライベートでもよくしてくれるお兄ちゃん的な存在なので。けっこう苦しい状況だったと思うんですが、最近では最高の勝ち方だったと思います。控室では他の選手とかもいて、みんな見てたんですけど、勝利の瞬間は盛り上がっていて、ヤバかったですね」と微笑む。
山崎のKO劇を超える試合をしたいかとの問いには「今回、僕の相手はK-1初参戦だし、僕が圧倒的なKOをしてもそういう点では超えられないと思うんですよ。僕は会場が凍り付いてシーンとなって、その後にワッと盛り上がるようなKOをしたいなと思います」と、衝撃的なKOを予告する。
倒すことに飢えた怪物・野杁は福岡の舞台で劇的なKO勝利を見せることが出来るか。
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