【ボクシング】タイソン復帰戦は”安全理由”でラウンド2分間に、対戦のジョーンズは不満
11月28日に開催される元世界ヘビー級統一王者のマイク・タイソン(54=米国)と元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズ・ジュニア(51=米国)とのエキシビションマッチが、当初の3分8ラウンドから2分8ラウンドに変更されることが分かった。ジョーンズが10月14日に出演したジョー・ローガンの番組で明らかにした。
時間短縮の理由は、WBC(世界ボクシング評議会)が、タイソンと対戦するロイ・ジョーンズ・ジュニア(51=米国)の両者の年齢、体重差、復帰からのブランクなどを考慮した上で、実施の安全を重視して判断したという。
突然とも言えるルール変更の決定に対し、ジョーンズは「これはマイク(タイソン)に有利に働く。マイクがフレッシュな状態が長く続けば、私にとってはより危険な状態になる。私はマイクを出来るだけ早くスタミナ切れにさせないといけなくなった」と語り、体重が軽い自分にとっては不利な条件が加わったと不満をあらわにした。
一方、タイソン側によるこの件についての発言はまだ見られないが、タイソンは10月16日に自身のインスタグラムで、強靭な肉体を作り上げる様子を撮影したPR映像を公開。投稿には「人生で何度か負ける事はあるかもしれないが、私は11月28日決して負けない」とコメントしている。
今回の試合は、ボクシングヘビー級の歴代パウンド・フォー・パウンドの一人と称されるタイソンが引退から約15年ぶりにリングに復帰すると大きな話題を呼んでおり、タイソン自身もこれまで、この一戦に向けての身体作りや、シャドーやミット打ちなどの練習風景を公開。54歳とは思えない現役さながらの動きを見せる様々な動画は世界中に拡散されている。
▶︎次ページに、11月28日の復帰戦に向けて“強靭ボディー”を作り上げたタイソンの映像
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