2020/11/02（月）UP
（最終更新：2020/11/11 12:45）

11.7 UFC大会、サントスとテイシェイラがライトヘビー豪腕対決

　11月8日（日・日本時間）に米ネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催される『UFC FIGHT NIGHT：SANTOS vs TEIXEIRA』では、メインイベントにて、ライトヘビー級ランキング1位のチアゴ・サントス（36＝ブラジル）と、同級3位のグローバー・テイシェイラ（41＝ブラジル）が対戦する。

最終調整が順調な様子を伺わせるサントス（サントスのInstagramより）

　サントスはカポエイラとムエタイの多彩な蹴り技と、破壊力あるパンチを持つブラジルを代表する重量級ストライカー。2013年からUFCに参戦し、当初はミドル級ランカーとして活躍したが、2018年9月のエリク・アンダース戦からライトヘビー級へ転向。
　3試合連続KO勝利を重ね、2019年7月に当時の王者ジョン・ジョーンズ（米国）との王座戦に挑戦したが、判定1-2の僅差で敗れた。今回はそのタイトル戦からの復帰戦となる。戦績は21勝7敗。

“怪物”テイシェイラは強打はあるのか？

　対するテイシェイラは修斗南米大陸ヘビー級王者の実績を持ち、オールラウンダーながら破壊力ある打撃が強みの選手。2012年からUFCに参戦。5連勝の後、2014年に当時の王者ジョン・ジョーンズとタイトルマッチを争ったが、判定で敗れた。今年5月のアンソニー・スミス戦でTKO勝利を飾り、現在4連勝と波に乗っている。戦績は31勝7敗。

　サントスは昨年2月に現王者のヤン・ブラホビッチ（ポーランド）をTKOで破っており、今回の勝者がタイトル挑戦に名乗りを上げることは必至だろう。

　このほかの注目の対戦カードでは、セミメインのヘビー級マッチで、MMA歴21年のベテランで元ヘビー級王者のアンドレイ・アルロフスキー（41＝ベラルーシ）が空手出身のタナー・ボーザー（29＝カナダ）と対戦する。
　女子ストロー級では、2013年のInvicta FCで元RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加をTKOで破ったクラウディア・ガデーリャ（31＝ブラジル/同級4位）が3連勝目指し、UFCに参戦して以来5連勝と波に乗るヤン・シャオナン（31＝中国/同級8位）と対戦する。