【K-1】初参戦ANIMAL、まさに“野獣”のフェイスオフ「RUIの首を狩る」=前日計量
11月3日(火・祝)福岡・国際センターで開催される『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の前日計量&記者会見が、2日(月)福岡市内にて行われ、出場全28選手が計量を1回目でパスした。
[第6試合/スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R]では、RUI(28=K-1ジム五反田チームキングス)と、K-1初参戦のANIMAL☆KOJI(29=LEGION TOP TEAM)が激突する。この試合は、同大会のメインイベントのシナ・カリミアンvsK-Jeeのタイトルマッチと同じ階級の一戦だ。
RUIは、リミットの90.0kgを89.8kgで、対するANIMALは87.9kgで両者とも計量をパス。計量を終えると、ANIMALが自らRUIの額に近付き、10秒ほど、至近距離でバチバチのフェイスオフを展開した。
ANIMALは、『DEEP』や『クンルンファイトMMA』、『ONEウォリアーシリーズ』などのイベントで幅広く戦う総合格闘家。圧が強く、力強い打撃を武器とする。対するRUIは、長身から繰り出されるヒザ蹴りを武器に、19年2月には愛鷹亮にKO勝利。Krushクルーザー級トーナメント決勝まで勝ち上がったが、K-Jeeに敗れた。今年1月にはKO勝利で再起している。
意気込みを求められたANIMALは「明日は、RUIの首を狩るためにしっかり準備してきました。この狩り人生の分岐点だと思っているので、しっかり成功させます」とK-1JAPAN GROUPでは自身より実績のあるRUIを食ってやる、と言わんばかりのコメント。
福岡県の北九州出身であるRUIは「いよいよ明日、福岡大会が開催されます。この大会に向けた感謝の気持ちは自分が一番強いと自負しています。明日リングで出し切るだけです」と練習してきたことを試合で出し切る構えだ。
2年ぶりのK-1出場を前日に控えたRUI。「やっぱりK-1に対する思いは強いですし、地元開催というのが一番です。対戦相手のANIMAL選手は、クルーザー級になかなか居ないキャラの選手。実力もリスペクトしていますし、その中でK-1のリングに上がるのはうれしく思う。トレーニングはしっかり積んで来たので、KOできたらなと思います」と、相手の実力に敬意を表した上で、KOすると言い切る。
ANIMALは、自身のリングネームの由来を聞かれると「僕は私生活がANIMALです。僕は野獣なので、明日キックボクシングするつもりないです。キックボクシングみたいに綺麗な戦い方じゃないけど、とにかく殴って蹴って倒す。そのために今まで生きてきたので、明日はK-1ルールですけど、関係ないです。2人でやりあうだけ」と真っ向勝負宣言する。
RUIにフェイスオフを仕掛ける場面もあったANIMALだが「僕も本当はヒーローになりたかったけど、悪役みたいな感じになっています。なんか良い人そうな感じです。相手はキリンで、僕は野獣なので、噛み付いて最後の最後まで噛み付いて、息の根を止めます」と意気込んだ。
それを聞いたRUIは「いいんじゃないですか。(自分は)キリンですか」と苦笑いを浮かべた。対照的な両者が、明日のリングでどのような試合を見せてくれるか、目が離せない。
▼第6試合/スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
RUI(日本/K-1ジム五反田チームキングス)→89.8kg
vs
ANIMAL☆KOJI(日本/LEGION TOP TEAM)→87.9kg
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