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【パンクラス】前田日明の愛弟子・Ryoが、元リングス山本喧一主宰の『PFC』王者と対決

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2020/11/05(木)UP

アウトサイダー王者・RyoとPFC王者・林が対決

 12月13日(日)東京・スタジオコーストで開催される『PANCRASE 320』の追加対戦カードが決定した。

 第3代THE OUTSIDER70-75kg王者のRyo(35=RINGS)が10月大会から連続参戦。北海道の格闘技イベント『PFC』初代フェザー級王者・林優作(ZOOMER)とフェザー級戦(5分3R)で対決する。

 前田日明が代表を務めるアウトサイダーを主戦場にするRyoは2016年3月大会で、当時アウトサイダー 65-70kg王者の朝倉未来と対戦。2Rにギロチンチョークを仕掛けた際、朝倉の反応がないことから、主催者のタオル投入によりTKO勝利を収めた。しかし試合後、その判断に納得がいかなかったRyoからの申し出によりノーコンテストとなった。

アウトサイダー時代、フロントチョークを仕掛けるRyo(12年5月・佐野哲也戦)

 それから約4年後の今年8月、前田は自身のYouTubeチャンネルで「アウトサイダーの元チャンピオンのRyoをパンクラスでデビューさせて、チャンピオンを獲りにいかせようと思ってね」とRyoの参戦をほのめかす。前田の指導の下で鍛錬を積んだRyoが、満を持して10月大会でデビューした。
 相手は寝技を得意とする30戦以上の戦績を持つベテランファイター・滝田J太郎。Ryoはグラウンドメインでの攻防を制し、プロデビューを白星で飾った。

 前田のYouTubeでは、試合後に前田の前に正座したRyoが「俺、カッコ悪い。ごめんなさい前田さん」と試合内容に納得のいかなかった様子で男泣き。前田は笑って「これで2年間のブランクが剥けたから、次からはもうちょっとマシな動きが出来るよ」と笑って励ます師弟の様子が映されている。

 対する林はGLADIATORなどで実績を積み、昨年9月『PFC』初代フェザー級王座に就いた。パンクラスには今年9月に初参戦し、判定勝利を収めている。

前戦、ベテラン滝田の寝技にパウンドで反撃するRyo

『PFC』はかつて前田が主宰する『リングス』にも参戦した山本喧一が主宰する、北海道の格闘技イベント。山本は前田に憧れて空手を習い、格闘技の世界に足を踏み入れた。今回は前田の愛弟子と、山本の大会で頭角を現した林という構図にもなる。
 山本はSNSで「うちのフェザー級現王者 林優作選手の前回パンクラス初参戦の激勝は素晴らしかった。そして今回、何と前田さんの現お弟子さんのRyo選手の試合がマッチアップ。面白いカードが組まれましたね。マニア必見」と、今回の一戦をプッシュしている。

 ”朝倉未来を最も苦しめた男”Ryoは、2戦目をクリアし王座への道を進むことが出来るか。

<対戦決定カード>
▼フェザー級(5分3R)
Ryo(RINGS/第3代THE OUTSIDER70-75kg王者)
vs
林 優作(ZOOMER/初代PFCフェザー級王者)

◆前田日明が自身のYouTubeで、愛弟子・Ryoの前戦に密着

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