高田延彦が“伝説のヒクソン戦”での異常な入場シーン見て呆然「泣きそうになった」
11月6日(金)に、タレントで元格闘家の高田延彦が23年前の格闘技界の世紀の一戦と謳われた「高田延彦VSヒクソン・グレイシー」の裏側を語る映像を高田自身のYouTube Channelで公開した。
高田は先月に自身のユーチューブチャンネルを開設し、10月30日にその第1弾となる映像を公開。1997年10月11日東京ドームで行われた『PRIDE.1』のメインイベント、高田vsヒクソン戦のバックステージの様子を含むお宝映像を流した。UWFインターナショナルで戦った若き日の桜庭和志、安生洋二、高山善廣らの姿もある。
中編となる今回の第2弾では、控室から入場ゲートへ移動するするまでの映像を公開。当時、“世界最強”と謳われたヒクソンと対峙することを振り返り「まるで死刑台に向かうような感覚だったのを覚えている。自分の中では絶望的な気持ちでいた。異常な状態で私はあの時間を生きた」と正直な気持ちを口にする高田。
実際の映像でも、当時の高田が試合の直前、落ち着きのない様子で狭い控え室をウロウロと歩き回ったり、普通なら馴染んだものを使用するマウスピースを新しいものに取り替えようとしてみたり、極度の緊張状態にあったのか、何度も瞬きを繰り返したりしているシーンが映し出される。
この映像を初めて見たという高田は見終わった後、約30秒間ほどの長い時間沈黙。「重要な戦いに挑むチャンスをもらったとしみじみに感じる」と語り、映像が生々しくて「(映像が)終わった時ちょっと泣きそうになった。私にとっては非常に重たい映像だった」と言葉を選びながら感想を述べた。
この動画をみた視聴者からは「当時の緊張感が蘇ってくる」「こんな緊張感持ってYouTube観たのは生まれて初めて」「凄い映像。今日の日本のMMAは間違いなく高田さんの勇気から始まった」と多くの賞賛コメントが寄られている。
あの試合がなければ『PRIDE』も存在せず、日本の総合格闘技の原点の一つとも言うべき一戦。想像を絶するプレッシャーの中で戦いに挑んだ当時の自分を映像を通して振り返る高田。次回は試合後の映像を公開するという。
▶︎次ページは、髙田延彦YouTubeChannelより『【伝説の入場シーン】23年前「10.11」ヒクソン戦の真実を髙田が初めて語る!中編
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