【K-1】ゴンナパー、今は亡き父や家族のために「負ける訳にはいかない」王者・林健太をKO宣言
12月13日(日)両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の[K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・林健太(26=FLYSKY GYM)と対戦する挑戦者ゴンナパー・ウィラサクレック(27=タイ)のコメントが主催者を通じて届いた。
本来、ゴンナパーは、今年9月のK-1エディオンアリーナ大阪大会で、林とのタイトルマッチを行う予定であったが、林の怪我による欠場で延期に。今回は、林にとってもゴンナパーにとっても念願の試合となる。
ゴンナパーは、18年12月に篠原悠人にKO負けを喫して以来、3連勝と絶好調。敗れた篠原には、自身の持つKrushライト級のタイトルをかけた再戦で判定勝利しており、今回は一度勝利している林を撃破し、Krush王座とK-1王座の2冠を目指す。
林に勝利したことのあるゴンナパーだが、これまでK-1王座を戴冠したことはなく、林が先にK-1王者に輝いた。林が王者になった際には「自分がまだチャンピオンになるタイミングではなかった。だからこそ今回は、絶対に自分がK-1のベルトをモノにしたいと思っているし、今こそ自分がK-1チャンピオンになる時だと思っている」とベルト獲得に闘志を燃やす。
ゴンナパーにとってのK-1王座は「自分にとってはK-1もKrushもチャンピオンという意味では大きな違いはない。ただK-1の方が大きな舞台で、より多くの人に注目されるので、そういう意味でより価値のあるベルトだと思っている」というように、より価値の高いものと語る。
「もちろん今回もタイミングが合えばKOしたいと思っている。自分もKrushチャンピオンとして防衛を重ねて、技術的にも向上していると思っている。リングに上がって、KOできるタイミングとチャンスがあればもちろんKOを狙っていくし、今回もミスすることがないよう、100%自分のスタイルを崩さないように戦いたいと思っている」と試合展開については自信のコメントを残した。
ゴンナパーの武器は強烈な左ミドルだ。相手の腕に何度もミドルを蹴り込み、最後は距離を詰めて豪華なフックでKOしているシーンが多く見られる。前回の林との戦い(17年1月のKrush)では、ゴンナパーの前に出る圧力とミドルキックに林が対処出来ず、強烈な右フックでゴンナパーがKO勝利している。
今回の再戦について、ゴンナパーは「一度対戦すれば相手の出方が分かっているし、練習方法もハッキリする。最初の対戦よりも的確に戦える自信はある」と前回の豪快なKO勝利より、上手く戦えるのではないかとの認識を示す。
また「亡くなったお父さんとK-1チャンピオンになることについては話していたか」との問いには、「もちろん。父とは生前いろんな話をしていて『K-1王者になりたい』という話をしたこともある。今回の試合を父も天国から見てくれていると思いますし、それが自分の力にもなっている。今タイには母、妻、娘がいるので、その家族のためにも負ける訳にはいかない。心と体の準備を万全にして今回の試合に挑みたい」と覚悟を持ってリングに上がるとした。
最後に「両国ではぜひみなさんに面白い試合をお見せしたいと思っています。リングに立ったら自分の仕事を100%果たしたいと思っているので、日本のファンのみなさんもぜひ応援をよろしくお願いします。絶対にチャンピオンになってみせます」とファンにメッセージを送った。
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