【RIZIN】修斗世界王者を背負う斎藤裕、朝倉未来に「負けないところは根性と実績」
11月21日(土)大阪城ホールにて開催される『Yogibo presents RIZIN.25』にて朝倉未来(28=トライフォース赤坂)と初代フェザー級世界王座決定戦で対戦する、第10代修斗世界フェザー級王者・斎藤裕(33=パラエストラ小岩)が、11月11日(水)都内にある所属ジムにて公開練習を行った。
元修斗世界バンタム級王者・上田将勝と3分1Rのグラップリングスパーを行った斎藤は、流れるような動きを見せてスリーパー、腕十字などを仕掛けていき、「コンディションはいつも通りなので、いつも通り試合に臨めると思います」という通り、仕上がりの良さをアピールした。
現在は、コロナの感染状況を踏まえてジムの一般会員と時間をずらして練習している他、CAVEに出稽古に行き元バンタム級キング・オブ・パンクラシストの石渡伸太郎や若手選手らとスパーしているという。
対戦する朝倉については、試合が決まる以前から試合映像をチェックしており、「今回試合が決まったからといって特に見返してはいません。相手よりも自分のことに集中しています」といい、印象を聞かれると「試合では冷静で無理しないというか、相手をよく見ている。ここを攻めれば行けるというところをしっかりと試合中に見つけて、そこを集中して攻めるという効率のいい試合をしている」と分析。
「(朝倉は)RIZINで7連勝していて、勝ち続けている選手には何かがあると思っています。リング上で対峙しないとわからない部分もありますが、一筋縄ではいかない相手」と警戒するコメントも。
朝倉からは「レベルが違うと思っている」「全部でオレの方が強い」といった余裕の発言が出ているが「正直言うと、僕は彼の言葉を全て追っているわけではありません。自分から探して調べることはないですし、そこまで心が乱されることはありません」と平静の様子。逆に朝倉に負けないところは“根性”といい、「リングの上の戦い、5分3Rが全てなのでそこに懸ける想いで相手を上回りたい」とした。
「前回(今年8月)のRIZINでの摩嶋一整戦もそうですけど、VTJを含めて修斗でやってきたことは僕は一つも無駄なことはないと感じています。彼とやってきたことと自分のやってきたことを比べても劣ることはありません」と朝倉と対戦してきた相手と比べても一切引けを取らない強い相手との対戦をクリアーしてきたと自信を見せる。
今回、RIZINのベルトが懸かっていることについては「勝てば初代王者になるのでこの先ずっと名前が残っていき、試合映像もこの先残ります。タイトルマッチはやりたくてできるものではないのでこのチャンスを逃したくはない」と何としてでも奪取したいという。
朝倉はこれまでに日沖発、リオン武、矢地祐介を、さらに弟の朝倉海は堀口恭司、佐々木憂流迦、扇久保博正といった修斗チャンピオン勢を次々と撃破しているが、「僕はそこまで深くは受け止めていなく、朝倉未来選手との戦いに集中しています」といい、「僕がベルトを持って試合に出る以上は自然と修斗の看板を背負って出るということ」と“修斗世界王者”としての誇りを胸に秘め、出場すると気合い十分のコメントを残した。
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