【RIZIN】朝倉未来、修斗王者・斎藤の「クセは何個か見抜いた、全部でオレの方が強い!」
11月21日(土)大阪城ホールにて開催される『Yogibo presents RIZIN.25』にて第10代修斗世界フェザー級王者の斎藤裕(33=パラエストラ小岩)と初代フェザー級世界王座決定戦で対戦する朝倉未来(28=トライフォース赤坂)が、本日11日、都内にて公開練習を行った。
朝倉は同じ大阪大会に参戦する練習仲間の白川陸斗(29=志道場 ※朴光哲と対戦)とマススパーリングを披露。朝倉はいつものサウスポースタイルから軽快なフットワーク。バックスピンキック、サイドキック、飛びヒザ蹴りなど多彩な蹴り技に加え、左のオーバーハンドやカウンターの右フックなどフィニッシュを匂わせる動き。また、時折、笑顔を見せるなどリラックスした様子で万全の仕上がりが見て取れた。
朝倉は現在のコンディションについて「バッチリです。今朝の時点で71kgぐらい。あと5kgなのでいつもより調子良い。(昨年)年末の時は3日で7kgを落としたが、今ずっと毎日5分8、9ラウンドをやっているので。もう2ヶ月位そんな生活をしている」と自信の表情。練習は午前に集中的に行い、レスリングに特化したトレーニングや、元K-1世界王者の久保優太と打撃のスパーを行い、夜は午後9時に就寝し万全の調子を整えているという。
対戦相手の斎藤はフェザー級日本人選手の中で“最強”との前評判が高いが、その斎藤への対策練習について質問を振ると「斎藤の対策は一切行なっていない。レベルが違うと思っている。クセは何個か見抜いた」と語気を強めた。
また、斎藤が寝技が強いからといって、寝技に持ち込まれない様な対策はしていないとし「全部でオレの方が強い」と自身たっぷりに意気込んだ。
その上で、斎藤の分析について話を振ると、斎藤が2018年に判定で勝利したでリオン武戦や2017年に判定で敗れたマイク・ブランディ戦などを含む直近3試合くらいの試合動画を観た上で、斎藤が下からの寝技ができない点や打撃のクセも見抜いたとし、あえて気になる点については「危ないところはないが、右ストレートが伸びてくるので、そこだけが気になる」と警戒した。
KO勝利については「自然に倒せると思う」としながらも、斎藤が打たれ強いタイプなので無理に倒しに行こうと力まず、冷静な試合運びで“実力差”をみせた試合したいと語った。
さらに、今回の試合のモチベーションについて「(前戦の)2月から(RIZINの)全部の大会に出ようと考えていたが、タイミングが合わなかった。タイトルマッチはどうでもよくて、単純にオレの強さを証明したい。2月からずっと追い込んできたので、すごく強くなっている」と強い意気込みを見せた。
▶︎次ページは朝倉未来の前戦、ダニエル・サラスをパウンドTKOした試合映像(2020年2月22日浜松大会)
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