【RIZIN】11.21のチケットが2日で完売、朝倉未来vs斎藤裕は「リング上の宗教戦争」

2020/11/10（火）UP
（最終更新：2020/11/11 19:07）

　11月21日（土）に『RIZIN.25』が、大阪城ホールにて開催される。
　今月8日（日）午前に発売開始された本大会のチケットが、10日昼、全券種完売した。RIZIN公式ツイッターが報告した。

　一般販売のチケットが、約50時間で完売となった。榊原信行代表は、10月の記者会見で「大阪城ホールさんの会場、1万2千くらいの総席数のうち、キャパの50％までの観客動員を認めて頂いている。5千人から6千人の方に入っていただける」と語っており、席数は5千から6千と思われる。

　今回のメインカードは『RIZIN初代フェザー級決定戦』で、朝倉未来（28＝トライフォース赤坂）vs第10代修斗世界フェザー級王者の斎藤裕（33＝パラエストラ小岩）が組まれている。
　
　7日にYouTube等で公開された『RIZIN.25』のトレーラーでは、未来と斎藤の対決をフューチャリング。YouTubeを中心に人気爆発する朝倉未来を「教祖降臨」と煽り、ヘリに乗り込み地上を見下ろす未来は「（ファンは）俺が勝つところを見たいというより、負けるところを見たい（のだろう）」「意味のない相手とやってる時間はないんで。有り難いと思えよ、俺と試合組まれて」と語っている。

　一方の斎藤はトレーラーで「自分が負けたら修斗が弱く見られる」と語る。こちらは佐山サトルが創始し、総合格闘技の源流ともいえる『修斗』を「揺るぎなき信仰」と煽っている。歴史の長い修斗は、かつてその勝利や強さに対する姿勢から”修斗原理主義”とも称されていた。

「リング上の宗教戦争」と公式により銘打たれた王座戦は、YouTubeを観る若者からも、古くからの格闘技ファンからも注目の試合となっているようだ。

　なおRIZIN公式は「残念ながら今回、チケットをご購入できなかった方は、RIZIN LIVE、スカパー！等のPPVでお楽しみ下さい」と、オンライン観戦チケットの購入を勧めている。

◆２人の対決を「宗教戦争」と煽るRIZIN公式トレーラー

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