【ボクシング】王者クロフォードとブルックが計量パス、挑発し2分超えの睨み合い
ボクシングで世界3階級を制覇し、史上3人目の「主要4団体(WBA・WBC・IBF・WBO)統一王者」である現WBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(33=米国)が、15日(日本時間)ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターにて元IBF世界同級王者のケル・ブルック(34=英国)を相手に4度目の防衛戦に臨む。
前日計量でクロフォードは66.4kgと0.2kgの余裕を持ち、ブルックはリミットの66.6kgでパスした。直後に指示されたフェイスオフでは、双方、新型コロナウイルス対策の距離を保ちながらも、2分51秒もの間、互いに挑発する一触即発の中、睨み合いを続けた。
クロフォードは一昨年にこの王座を奪取し3階級制覇を達成後、現在まで3連続防衛中だ。今後にはIBF&WBC世界統一王者エロール・スペンス・ジュニア(米国)、WBAスーパー王者マニー・パッキャオ(フィリピン)との統一戦が期待されている。現在7連続KO勝利中で36戦全勝なことから、あまりの強さに今回もクロフォード圧倒的有利の声が高い。
対するブルックは16年9月にゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)、スペンスに2連敗するまでは全勝。スーパーウェルター級に上げてからは3連勝。再び体重をウェルター級に落とし、2017年5月以来の世界王座奪回を狙う。
【選手データ】
・テレンス・クロフォード(33=米国/WBO世界ウェルター級王者)
身長173cm、リーチ188cm、左ボクサーファイター、戦績:36戦36勝(27KO)、KO率75%
・ケル・ブルック(34=英国/元IBF世界ウェルター級王者)
身長175cm、リーチ175cm、右ボクサーファイター、戦績:41戦39勝(27KO)2敗、KO率66%
▶︎次ページはクロフォードとブルックの長いバチバチの睨み合い
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【テレビ】王者テレンス・クロフォードのV4戦、vsブルックスを生配信=11月15日
・挑戦者ブルックに200万ドル提示で、3階級王者クロフォードのV4戦に大きく前進
・マイク・タイソン、空気一変させロイジョーンズ戦へマジ度語る「死と隣り合わせだ」
・井上尚弥が、あのKOパンチの練習動画を公開”これは死ぬレベル”(動画あり)
・井上尚弥がモロニ―にKO勝利、統一王座の防衛に成功(動画あり)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!