【ボクシング】マイク・タイソン、空気一変させロイ・ジョーンズ戦へマジ度語る「死と隣り合わせだ」
11月28日に元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズ・ジュニア(51=米国)とエキシビションマッチに挑む元世界ヘビー級統一王者のマイク・タイソン(54=米国)が、11日に米スポーツ専門メディアESPNが掲載したインタビュー動画で現在の心境を語った。
インタビュアーのピーター・ローゼンバーグ氏が継続的にリングに上がる考えはあるかの質問すると、タイソンは「まだ分からないが、続けていくかもしれない。先ずはやってみないとね。でも、もし世界中を周って各国の一番強いファイターとエキシビションをやれたら最高だとは思わないか?」とご機嫌の様子。
しかし、ローゼンバーグ氏が「エキシビション以上の事をやってみたいと思いますか?」と公式戦に出場する”完全復帰”の考えがあるのかと突っ込んだ質問を投げかけると、先程まで笑顔だったタイソンは表情を急変させ「腹を割った話をしていいか?これは君と私の間の会話に過ぎない。いいかい?」とシリアスモード。
「今回は私とロイで戦うが、私にとっては最初の話は先ずはエキシビションをやるだけだった。その時は4ラウンドのエキシビションを望んでいたしね。そしたら、次に分かったのは相手があのロイ・ジョーンズさ。そしてラウンド数も8ラウンドになり、3人のジャッジまでつくんだ。そしたら、今度は君がベルトを掛けた試合(公式戦)の話までするんだ。ちょっと待てよ。マジかよって話さ」と、取材者の煽った質問を“二人の会話”という形で一蹴した。
続けてボクシングの怖さを語るタイソン。「ボクシングは何が起こっても不思議じゃないんだ。ボクシングには不文律がある。それは、トレーニングであっても試合であっても、いつでも死と隣り合わせだということ。今までの、多くの友人たちがリングやジムで死んでいくのを見た」と、たとえ“エキシビションマッチ”であっても死ぬ覚悟で挑むものである事を訴えた。
最後に、元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズ・ジュニアのパンチを被弾することについて尋ねられると「ヤバイだろうね。でも、出来る限りパンチをもらわない様にする。それが今回の私の目標だ。もちろん、被弾したら辛いはずさ。それは彼も同じ条件だけど。私のパンチが当たったら、タダでは済まないはずさ」と答えた。
▼『マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズjr』公式トレーラー映像
【生放送情報】この試合は11月29日(日)午後0:00~[WOWOWプライム]にて放送
※WOWOWに加入するとPCやスマホでのWOWOWオンデマンドでも見られます。
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