【UFC】元PRIDE・UFC2団体王者ショーグン、ホワイト社長に引退勧告される「歳を取って弱くなってしまった」
11月22日に開催された『UFC255』のライトヘビー級ワンマッチで、ポール・クレイグ(英国)と対戦し、2R3分36秒でTKO負けした元PRIDEミドル級GP王者で元UFCライトヘビー級王者のマウリシオ・ショーグン・フア(ブラジル)に対し、ダナ・ホワイト社長が引退を勧告した。
今月25日に39歳の誕生日を迎えるショーグンは2R中盤、クレイグにバックからパウンド攻撃されている最中に頭を抱えながら自らタップ。UFC元王者に似つかわしくない衝撃的な負け方をした。
ホワイト社長は大会後の会見で「今夜が彼のラストナイトになること希望する。彼には引退してほしい。正直、今夜のショーグンは自分の知っている“ショーグン”ではなかった。歳を取って弱くなってしまったようだ。残り2試合の契約が残っていると思うが、潮時だと感じてほしい」と語った。
一方、ショーグンは22日、自らのSNSで試合中にヒジを負傷したことを告白。
「残念なことだが、昨夜の試合は自分が望んだ展開にはならなかった。最初にテイクダウンされた時に肘を負傷してしまった。言い訳はしない。これも戦いの一部さ。もう18年間もキャリアを続けてこれたことに感謝している。家族と休息して自分のキャリアを考える」と、引退を視野に入れているかのようなメッセージを残している。
このままオクタゴンを去り引退するのか、それとも、以前から熱望している日本のリングで、その最後の勇姿を見せるのか、注目したい。
▶︎次ページは、ショーグンvsクレイグのフィニッシュ映像。タップアウトしたショーグンが茫然自失
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