【ボクシング】ジョシュアとプレフが前日計量で乱闘寸前、激しい罵り合いの内容とは=ヘビー級タイトル戦
12月13日(日本時間/以下同)に英ロンドンSSEアリーナ行われるヘビー級タイトルマッチの前日計量が12日行われた。3団体(WBA・WBO・IBF)統一王者アンソニー・ジョシュア(31=英)は109.2kg、対するIBF1位のクブラット・プレフ(39=ブルガリア)は108.7kgで計量をパスした。
ジョシュアが計量台に上がったところからプレフがジョシュアに何やら激しく詰め寄る。周囲も大きな声を上げ騒々しい。プレフがスタッフに静止され、ジョシュアがようやく計量パス。
そのままフェイスオフに入るとお互いマスクをしたまま最接近して再び激しく舌戦を繰り広げる。約1分続きその間、スタッフが止めに入るが止まらなかった。
ジョシュアからその場を立ち去ったが、気持ちは収まらず、再びプレフに詰め寄り、舌戦第2戦へ、この第2戦の内容のマイクが拾えていたので翻訳した。
ジョシュアは詰め寄り「お前は喋りすぎだ。お前が誰かと話しているようだが」とおそらく、気に触ることを、セコンドらに話し、それを聞いてジョシュア は戻って溜まったものを爆発させたのだろう。
それに対しプレフは「私は君をリスペクトしているさ。だが、覚悟しておけ」と返すと次々と舌戦を展開。
ジョシュア 「明日は戦争だ」
プレフ「私は君をリスペクトしているさ。だが、覚悟しておけ」
ジョシュア 「いいから、黙ってろよ」
プレフ「OK、オリンピックチャンピオン様、ワールドチャンピオン様(ロンドン五輪金のジョシュア に皮肉まじりに)」
ジョシュア 「俺に向かって言ってるんだな」
プレフ「明日だ、明日覚悟しておけ、明日、俺が上だってことを証明してやるよ」
ジョシュア 「やってみろよ」
プレフ「明日、せいぜい、頑張ってみな」
ジョシュア 「頑張るのはそっちだ、はっきりしている。明日はお前はベストを尽くす。
それで、最後までリングに立っているのはどちらか、見てみようじゃないか」
プレフ「私が頑張るなんてない。明日になれば分かるさ。覚悟しておけ」
ジョシュア 「ボクシング界にはお前の様な奴は昔からいたさ。奴らはただずっと喋っているだけだ。お前はその類さ」
プレフ「明日、私がお前より上だっってことがわかるだろう」
ジョシュア 「お前がか?」
プレフ「私はすごいんだ、驚かせてやるさ!」
この熱の入った戦いは明日、グローブをつけ勝敗を決する。
ジョシュアとプレフの対戦は3年以上前から始まっている。最初は2017年10月にも対戦する予定だったが、プレフがスパーリングで試合の2週間前に肩を痛めて辞退。その後、コロナウイルスのパンデミックによる遅延を経て、ジョシュアvsプレフの2度目の試みは6月にロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで6万人以上の観客の前で開催される予定だったが、パンデミックが収まらず、今回の対戦となった。ジョシュアはこの試合でタイトル防衛に成功すると2021年にWBC王者・タイソン・フューリーとの統一王座戦が組まれる予定だ。
ジョシュアは身長は198cm、23勝(21KO)1敗の31歳。対するプレフは身長194cm、28勝(14KO)1敗の39歳。プレフにとっては初のベルト獲得に向けての負けられない一戦だ。
▶︎次のページは【動画】ジョシュア とプレフの計量時の激しい舌戦
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