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【K-1】逆襲に燃える王者・林健太「3年前の逆バージョンで仕留めたい」ゴンナパーは「秘策がある」=前日計量

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2020/12/12(土)UP

メインイベントで対戦する王者・林vs挑戦者・ゴンナパー(右)

 12月13日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~』の前日計量&記者会見が、12日(土)都内にて13:00より行われた。

 明日のメインイベントで行われる[K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ]に出場する、王者・林健太(26=FLYSKY GYM)はリミットの62.5kgを62.4kgで、対する挑戦者ゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)はリミットジャストで、計量をパスし、その後の記者会見に出席した。

鋭い眼光で計量をパスする林

 本来、両者は今年9月のK-1エディオンアリーナ大阪大会でタイトルマッチを行う予定であったが、林の怪我による欠場で延期に。今回は、林にとってもゴンナパーにとっても念願の試合となる。18年12月に篠原悠人にKO負けを喫して以来、3連勝と絶好調のゴンナパーに対して、林は今年3月に朝久泰央にダウンを奪われて判定負けし、チャンピオンとして崖っぷちだ。

 タイトルマッチの調印式を終え、ゴンナパーは「計量を終えてスッキリしてます。明日は完璧な試合をしたいと思っています」と清々しい表情でコメント。

対するゴンナパーも計量パス

 ベルトのかかった大一番に挑む林は「この試合に向けて沢山練習してきたし、減量もしてきました。いつもだと減量が結構キツイので、減量終わったと思って、気持ちが抜けてしまうけど、減量が終わった後も全く集中力が途切れず研ぎ澄まされてる感じがあるので、明日はバッチリ戦えると思います」と、普段とは異なる精神状態だと明かす。

 普段は、会見などでジョークも織り交ぜ発言する林だが、今回の会見では真面目モード。「いつもふざけて、笑いが欲しいと思ってる関西人ですけど、前回朝久君に負けたというのもありますし、タイトルマッチなのでこんなところに笑いはいらないと思って真剣に取り組んで来ました」とこの試合に懸ける思いを話す。

 林は、2017年にゴンナパーのカウンターをモロに喰らい、KO負けを喫している。その試合を「しっかりリアルに思い出して、対策してきたので、負けた時のようなマイナスなイメージのフラッシュバックはない。しっかり試合をリアルに思い出して対策してきました」と、以前の試合を振り返りながら対策ができたという。

 ゴンナパーは「ちょっとした秘策があります」とニヤリ。さらに「体調もいいですし、準備もできています。チャンスがあればKOで倒したいと思っていますが、林選手も成長されてると思いますので、決して油断はできないと思っています。パンチが強いということですけど、自分もそれは負けてないと思いますので、楽しみにしていてください」と、パンチが得意の林に拳で対抗する姿勢を見せる。

3年前、右フックで林をダウンさせ鮮烈なKO勝ちを収めたゴンナパー(左)

 それを聞いた林は、ゴンナパーから「林選手は成長されてると思います」と言われたことについて「今は俺がチャンピオンなので、上から目線で言われたことに、頭の中でひっかかってて(以前は)負けたけど、俺はチャンピオンなので。3年前の逆バージョンで仕留めたいですね」と仕返しを誓った。

<計量結果>

▼第12試合/K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
林 健太(王者/日本/FLYSKY GYM)→62.4kg
vs
ゴンナパー・ウィラサクレック(挑戦者/タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)→62.5kg

☆12.13 K-1両国大会の対戦カード、イベント情報はこちら

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