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【空手】東京五輪・日本代表の清水希容を破った大野ひかるとは

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2020/12/14(月)UP

公財・全日本空手道連盟(全空連)主催『第48回全日本空手道選手権大会』
12月13日 (日)、東京・日本武道館(2ページ目)

前人未到の形9連覇、喜友名諒

 また男子では東京オリンピック代表に内定している喜友名諒(30=劉衛流龍鳳会)が前人未到の9連覇を達成。金メダルに最も近い選手として注目を集めており、決勝では得意のアーナンで28・74点の高得点を記録。対する本一将(AGP)に1.14ポイント差をつけ、歴代個人最多となる9連覇を達成した。

前年度王者の五明に横蹴りを放つ新王者の崎山優成

 組手は感染防止対策として頭部にメンホーを着用して行われた。メンホーを着用しての競技は高校生までとなっており、面をつけるとつけないでは距離感が違ってくる。それが影響してかメンホールールに慣れた男子高校生の北代涼馬がベスト4進出、男女ともメンホーにルールから離れて浅い大学生が初優勝に輝いた。女子で五輪金メダル候補の植草歩は、今回準優勝の20歳の島愛梨(帝京大)に3回戦で敗れた。女子優勝は同じ帝京大で20歳の澤江優月。

 男子では近畿大学3年生で21歳の崎山優成が決勝で前年優勝の五明宏人を下しての初優勝を決めた。

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